採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

桃寒天

2020-08-28 | +お菓子(各国)

8月上旬のこと。
大きい産直で、訳あり桃が、箱売りされていました。
今年、桃は全然食べ足りない気分。
なので、ひと箱はちょっと多いかなーと思いつつ買ってしまいました。

剥き始めてみると、おお、やはり訳あり。
タネが割れていたり、蜜入りみたいな感じで果肉が透明になっていたり、表面にも当たった痕跡があったり。
結構急いで消費しないといけなさそうです。

まとめて剥いて、白ワインに漬けこんでおくのがうちの定番。
剥く手間がなく、ぺろりといただけます。
でもこれだと、朝はちょっと・・・。

最近、杏仁豆腐を数回作って成功したせいで、寒天ゼリー作りの苦手感がやや薄れてきました。(杏仁豆腐、生のいちじく、桃缶詰のフルーツポンチが美味だった☆)
なので、桃も寒天で固めてみることにします。

「桃 寒天」で検索すると、桃の形状を残した状態で煮て、それを固めるものばかりですが、今回は、贅沢に桃をピュレにしてしまいます。
(牛乳などの液体と、とろみのあるもの(桃ピュレとか)と、かなり重たいもの(あんことか芋ようかんとか)、寒天と具材の割合ってだいぶ違うと思うのだけれど、そのあたりがよく分からないんですよね・・・)

桃は、色としては地味なので、冷凍してあったサワーチェリーのシロップ煮を混ぜて色付けしました。

桃寒天

写真とりそびれてどんどん食べてしまって、最後の一個。
ピンク色の可愛い寒天になりました。

桃にほどよい酸味とサワーチェリーの風味が加わって、とっても美味しいです。
繊細な桃に別の味を加えてしまうのはもったいないかなーと危惧しましたが、この程度ならば、桃の味を殺さず、より複雑な風味になってちょうどよかったです。

桃寒天

生の桃、桃寒天、そして冷凍しておいたブルーベリーを積み重ねて、桃パフェ(生クリームはないけど)。
触感や香りがそれぞれ異なり、豪華なデザートになりました。

来年も、もしお手頃価格の桃があったら作ろう☆
(以前は、訳ありじゃなくても一個100円台の桃もありましたが、最近は200円台を下回ることはまずないですね・・・)


いまは、梨が沢山うちにあります。
(お父さんへ:ご馳走になります。豊水、美味しいですよ~)

梨も寒天で固めたら美味しくなるかしら・・・?
サクサク感を粉砕してしまうと、梨の個性が失われるかも・・・。



■桃寒天メモ
戻して千切った棒寒天 大一本を、200ccの水で煮溶かす
(蓋をして弱火で)
桃3個分でピュレをつくる(約500cc)
寒天が溶けたら桃ピュレを入れ、加熱(加熱しないと茶色くなる)。
サワーチェリーもシロップごと入れる。
味見して適宜砂糖を入れる。
容器に流して固める。

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