熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・春の鼓動が、もう、そこまで

2014年03月01日 | わが庭の歳時記
   毎年見慣れていた千葉の春とは違って、全く、新しい環境での春への息吹には、思っていたよりも、大きな違いがあって面白い。
   折角、鎌倉に移ったのだから、観梅の為にも、北鎌倉へなど出て少し歩くべきかと思うのだが、寒さのために億劫になって、まだ、その機会がない。

   さて、わが庭だが、タマグリッターズが綺麗な花を開き始めた。
   花弁が白縁の玉之浦が親木で、アメリカで作出された八重咲きの豪華な椿で、私の椿は、玉之浦のように真ん中に蕊がまとまっているのは少なくて、丁度、フルグラントピンクの花のように、蕊が、八重咲きの花弁の間に分散していて、華やかな感じがして良い。
   しかし、その分、結実は難しいので、増やすには、挿し木の方が良さそうである。
   千葉の庭には、大きな玉之浦の木が一本植わっているのだが、綺麗に咲いているだろう。
   この木は沢山花を付けて、必ず結実するので、下には、すぐに、小苗が生えて来るのだが、雑種となるので、どんな花が咲くのか分からないのが面白い。
   
   

   フルグラントピンクも、八重の小輪で、沢山の花を付けて豪華に咲く。
   この花も蕊が分散しているので、殆ど実はならない。
   木もか細い感じで、藪椿のように野武士のような強さがなく、やはり、鑑賞用の椿で、庭植えにすると、どのくらいの大きさに育つのか、大きくなれば、梅や桃くらいの豪華さには、なりそうである。
   ピンク賀茂本阿弥が、まだ、繰り返し咲き続けている。
   独特な斑入り葉の雪椿で、花は、小輪の赤色で一重咲き、小磯に似て凛とした花の越の吹雪も、もうすぐに開花しそうである。
   
   
   
   
      

   暖かい日が続いたので、バラの芽が動き始めた。
   黒星病などの予防のために、二回、裸の苗木に薬剤散布をして来たのだが、中旬には、ベニカなどを散布して、5月の花季に備えたいと思っている。
   先月、軽く、置肥を施したのだが、これからが本格的なので、もう少ししたら、しっかりと肥料をやりたいと思っている。
   動き出した芽の状態は、ノバーリス、ベルサイユの薔薇、ファルスタッフは、次の通り。
   
   
   

   芍薬のピンクの芽も、大分しっかりとしてきた。
   牡丹は、イエローの株を3株持ってきて移植したのだが、まだ、芽の動きは鈍い。
   門の外の花壇に植えたガーデン・シクラメンやパンジー、ビオラなどは、園芸店で買ってきた苗を移植しただけで、私の庭で今咲いている草花は、水仙とクリスマスローズだけなので、少しさびしい。
   しかし、春の花は、もう、一か月もすれば、咲き乱れる筈で、少し遅い牡丹、芍薬、バラ、ユリなども、一気に成長を始める。
   
   

   今朝、タキイから、注文していたエレガントみゆきと言う桜の苗木が届いたので、庭植えした。
   埼玉県産の最新品種で、晩秋11月~春4月頃まで咲き続ける桜だと言う触れ込みで、面白いと思って購入したのである。
   花は濃紅の八重咲きで、花つきが良く、紅花が群がるように咲き、梅と桜の交配種であるから、紅梅の様な花が咲く桜だというのだから面白い。
   ガーデニングと言うのは、それなりに、大変だが、花木や草花たちは、健気にも、裏切らずに世話に応えて、綺麗な花を咲かせて楽しませてくれるので、その感動を噛みしめるだけでも幸せである。
 
コメント
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