熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・ウグイス鳴く

2014年03月16日 | わが庭の歳時記
   昨日、午後おそく、隣接の林の中から、ウグイスのホーホケキョと言う綺麗な鳴き声が聞こえてきた。
   ウグイスの鳴き声が、早いのか遅いのか分からないが、千葉に居た時には、ケキョケキョとまだ真面に鳴けない鳴き声が続いて、ウグイスが鳴き始めたのだが、ここでは、最初から、ホーホケキョである。
   先日、メジロに似た小鳥が、敏捷に梅の枝を渡っていたのだが、ウグイスであろう。
   かなり、高いところを素早く移動するので、気づいた時には、飛び去る寸前と言うことが多くて、狙っていない限り、写真など撮れない。

   さて、寒い日もあるが、随分、暖かい日もあり、陽も長くなって来たので、本格的な春の到来であろう。
   この口絵写真の椿タマグリッターズは、今が最盛期で咲き乱れている。
   小輪だが、フルグラントピンクも華麗な饗宴咲きで、派手な美しさにおいては、日本オリジナルのままの椿は、洋椿に太刀打ちできない。
   あのカサブランカもそうだが、ヨーロッパに移って改良されると、バラ好きの欧米人の気質か、とにかく、どんな日本の花も、見違えるように大きく華麗になって帰って来る。
   斑入り葉椿の越の吹雪も凛として魅力的だが、これは、やはり、日本人趣味であろう。
   
   
   

   クリスマスローズが、しっかりと、頭を持ち上げ始めた。
   タキイにオーダーを入れていたクリスマスローズは、9鉢。八重咲きの5鉢は、直接庭植えにして、一重の4鉢は、底の深い鉢に植え替えた。
   ダブルファンタジー1鉢だけ、花芽がついていて開花した。
   2~3か月肥培すれば、来年には、花を咲かせるであろう。
   
   
   

   沈丁花が満開で、微かな芳香が春を感じさせてくれる。
   そして、一気に、あっちこっちから、蕗の塔が立ち始めた。
   水仙も、まだ、健在である。
   
   
   

   バラの鉢に、置肥をした所為でもなかろうが、勢いよく、芽吹き始めた。
   もう、30年以上も前に庭植えしたキャプリス・ド・メイアンが、古木になって枯れかけていたのだが、一本だけ細い芽が出たので、掘り起こして鉢植えにした。
   それを、鎌倉に移ってから庭植えしたのが、芽を吹き始めた。
   このバラは、京成バラ園で、私が最初に気に入ったバラで、光沢のある深紅の花弁の裏側が濃いクリームイエローの、非常に優雅な剣弁高芯咲きの花であったので、すぐに買い求めて庭植えしたのである。
   イングリッシュ・ローズのシェイクスピア2000も、芽を吹き始めた。
   昨年、京成バラ園で、一本だけ残っていた鉢バラを買ったのだが、苗が、かなり貧弱であったので心配していたのだが、今年は、花を楽しめそうだし、あんどん仕立てのシャルル・ド・ゴールも、オベリスク仕立てのジャスミーナも元気に芽吹き始めたので、期待出来そうである。
   沢山、イングリッシュ・ローズやフレンチ・ローズなど栽培していたのを、一気に、12本くらいに絞ってしまったのだが、その方が、大切に一本一本の花を育てながら楽しめるので、良かったのではないかと思っている。
   
   
   
   

   もう一つ、ほっとしているのは、鉢植えで、根がダメになって枯れる寸前であったモミジの獅子頭が、庭植えにしておいたら、小さな芽を出し始めたことである。
   スペアは買ってあるのだが、ちじみ模様のびっしりとした濃緑の葉が、秋には真赤に染まる素晴らしいモミジで、気に入っているので、元気に蘇って欲しいと思っている。
   鴫立沢や琴の糸も、鉢植えで枯らせてしまって、また、通販で買って植えつけたのだが、何しろ、泣きも訴えもしない植物は、育て人がバカだと可哀そうで、鉢植えよりは、大地にお任せした方が良さそうである。
      
   
コメント
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