熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:那古井の春咲き始める

2020年03月07日 | わが庭の歳時記
   肥後椿の那古井の春が咲き始めた。
   外側の花弁に比べて、花心の蘂が大きな独特な雰囲気のある椿である。
   わが庭には、もう一株、王冠が植わっているのだが、今年は、蕾をつけなかった。
   肥後のお殿様は、園芸に力を入れられたので、花菖蒲などでも素晴らしい品種が育成されていて、肥後六花と称して肥後朝顔. 肥後菊. 肥後椿. 肥後山茶花 肥後 芍薬 肥後花菖蒲の美しさは格別で、花の王国なのでる。
   
   
   

   さて、2月4日に、タマグリッターズの実生苗の開花をレポートしたが、おなじ30センチほどの幼木にもかかわらず、全く見違えるような花が咲いたのである。
   先の花は、元の玉之浦や親木とも違って、白覆輪の白が勝った、そして、小規模ながら鹿の子模様の花心の花を咲かせたのだが、今度咲いた花は、外縁の白色は殆ど消えて、蘂もシンプルな普通の筒型となって、同じ木の花とは思えないような咲き方をしているのである。
   1株の木に色とりどりの花をつける白毫寺の五色椿は有名だが、同じ椿の木に違った色形の花が咲くのは、結構あって、不思議ではないのだが、親木のタマグリッターズは、咲く時期によって、花の形、特に、花心の花弁化した蘂の様子が大きく違ってくるので、この子木も、咲く時期によって、花の形を変えて行くのであろうか。
   非常に興味深いので、大きく育てて、様子を見たいと思っている。
   
   
   
   

   下草に、蕗の薹。
   芽を出し始めた直後に、蕗の芽を摘み取って、天ぷらにすると少し苦み走っていておいしい。
   積み残した芽が、一斉に伸び出して蕗の薹を立てている。
   
   
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