実感から確信に

NO92(小島孝治 監督)
「コンビバレーの原点はパスの正確さにある。その原点の基礎・基本がおろそかになっていて失う1点の重みは、強烈なスパイクで取られた失点の3~4点にも相当する。「チャンス!」が次の瞬間にパスの失敗でポロリ、その精神的落差が、つまり敗戦への道につながっているのだ。
 ミスの中にも、やっても影響の少ないミスと、一度やってしまったら取り返しのつかないミスとがある。後者のミスは基礎・基本の訓練不足からくることが圧倒的に多いことを肝に命ずるべきだ。」

ちょっと時間があったのと、疲れから車の運転に危険を感じたこともあり、車内のビデオで先日の女子の試合を見てみました。そして、見てビックリ。
なんとバック2人のレシーブ、全部ミスしているではないですか!2セットで1本もセッターに返していない。
サーブカット、あれほど練習しているサイドステップができていない。
エースのスパイク、ストレートコースにしか打てていない。
ジャンジャンスパイクを打って、どう見ても辰巳のペースで試合をしているのに、つまらないミスで負けている。

やはり私の実感した「基礎・基本」の徹底という指導テーマはまちがいなかったことを今日確信しました。経験不足の私は危うく落とし穴にはまるところでした。今この時期に気がついてよかった。夏休み前でよかった。今ならまだ来年の本番に間に合う。ギリギリ間に合う。
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