「メンタルリテラシー教育ジャパンバージョン」をまとめていこうと決意した

本日、私の所属している秘密の教育研究チームの会長先生(現役の校長先生)から、大変厳しい宿題を出されて目が覚めた井上です。

「今年一年間の個人研究のテーマを提出せよ」

「若手教員が理解できないようなものは認めない」

そんな投げかけをしていただきました。

この刺激的な課題を前にして、私の中に眠ってしまいそうになっていた大きな研究テーマが、いっぺんに目を覚ましました。

「メンタルリテラシー教育」という考え方を日本教育向けに作り直し、体系化していかなくてはならない。その中の小学校バージョンは自分が必ず書く!

大事なことを東日本大震災で忘れそうになっていました。

メンタルリテラシーとは「脳の使い方」を教育する方法です。

ただただ「考えてみよう」と子どもたちに指示するのではなく、この問題についてはこういう方法で考えてみよう、この課題についてはこんな考え方もある、というような問題解決型学習だとは考えていません。脳機能を開発していくためにはどんな方法を使って鍛えていくと、これまでの教授方法にはなかったような「脳力」の向上が見られるのかをまとめていくことになるでしょう。

しかもこの分野には、カウンセリングや医療、キャリア教育などの多角的な分野に亘っての研究をする必要があります。おそらく私一人では到底太刀打ちできないので、全国にいる力ある仲間たちと共に開発していくしかないと思っています。

その推進役の一人として大いに働くつもりです。

4月に入り、新年度もスタートしています。さっそく今から研究をまとめていかなくてはならないと決意しています。


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