今週からほぼ毎日のように練習する夏休みの猛烈練習がスタートしました。
バレーボール教室という名称の団体にもかかわらず、夏休みにこれだけ練習するのは大変珍しいことだと思いますが、近い将来、大会出場を目標にしていますので、それに耐えうる技術と体力をもった子供たちに育てていく必要があります。試合で勝つレベルの子供たちに育つまでには、一朝一夕にはいかず、長い時間をかけて計画的に育てないと、他のチームとの試合をできるような集団にはなりません。
バレーボールという小学生にとってはただでさえ難しいスポーツです。何しろボールを床に落としてはいけないのですから、とても高度な技術が必要になります。その習得ためのには、子供にとってはあまり楽しくない基礎練習を中心に力をつけていくのが、やはり近道ではあります。
今日の練習から、これまではあまり取り組ませなかった対人パスを、長い時間かけて行うことにしました。基礎技術が身に付いていませんから、100回、200回を続けていくなど、現状では到底無理です。それでも毎日続けていくことで、夏休みの終わり頃には、何人かの子供達が二人で100回できるようになってくれるといいなと期待しています。
今ら子供たちが一番上手にできるのは、サーブです。ですからサーブ練習には喜んで取り組みます。
練習の様子を見ていて、4年生のKくんが、少し指導すればいっぺんに伸びていきそうだったので、ボールの持ち方、トスの上げ方、トスを上げる場所、トスの高さ、ボールをよく見て打つことなど、細かく指導したところ、予想通りスピードのあるフローターサーブを打てるようになりました。
ふと隣を見てみると、6年生の T 君が ジャンピングフローターに近いサーブを、高い打点から次々と打っていました。元々テニスをしている子なので、ボールのミートには慣れたものがあるようです。
暑い中、休まず参加してくる子供たちのために、大人も力を合わせて頑張っていきましょう。それが私たち大人の楽しみでもあります。