土曜練習日。
参加者は、子供部員1年3名、2年1名、3年6名、4年7名、5年4名、6年2名の計23名。大人部員6名。
練習終了後に、最も厳しい指導をキャプテンにしなくてはならなくなりました。来週、練習試合に行くために、チームの荷物を井上車に乗せるように指示をしておいたのにもかかわらず、ボールかごがポツンと体育館に置かれていた。このへんの手配をするのがキャプテンの責任であり、荷物が残っていれば、誰かに持っていくように指示を出すことが、試合での的確な指示を出すための訓練になります。
確かに一番重い薬バックを持ってキャプテンが行動したことは認めます。最後の詰めが甘かった。そして経験不足もある、いたしかたない面はありますが、キャプテンとしてひとつステージを上げるチャンスでもありましたので、かわいそうですが圧迫注意をしました。
チームの責任を一身に担い、だれが見ても「あのキャプテンはすごい」「あんな子がキャプテンをしているチームは手強い」と思われることが、私の育てたいキャプテン像でありますし、そのキャプテンイメージは、どのようなチーム状況であっても、決して下げる気持ちはありません。
そして井上チームの約束は、「チームの荷物はレギュラーが運ぶ」「レギュラーが一番裏方仕事をする」でもあります。少しでも楽をしようとする態度がある子が試合に出ると、チームワークが悪くなります。人一倍苦労し、人一倍他人のために動ける子がレギュラーになります。
さて、練習ですが、高学年をAチーム、アンダー10チームをBチーム、初心者プラス大人の9人制バレーチームをCチームとして、三角リーグの練習試合を2周半させました。試合の合間を長く取り練習のパターン。私はアンダー10チームの指導に専念させてもらい、細かいチーム作りに入りました。まずは心がひとつになったチームに近づける。次に動けるチームにする。さらにミスの少ない、ボールを落とさないチームにする。ここまで行けたらアンダー10大会では、かなりやれます。
その次の、攻撃できるチームにまで行けば、優勝も夢ではなくなります。
この子たちには、はっきりした目標がありますから、あと1か月で見違えるチームに成長するはずです。