昨日に増して暑い1日でした。
それでも参加部員は19名であり、さらには1年生の体験参加もありました。盛り上がりますね!
土曜日に江東区のなじみのチームにお邪魔して練習試合をさせていただきましたが、7連敗と残念な結果に終わりました。その原因は、
(1)サーブが入らない
(2)レセプションが上がらない
この2点が最大のウイークポイントだったわけです。
それはAチーム、Bチーム、さほど差はなく、あるときはAチームが試合するよりも、Bチームが試合した方が点を取れたということもあったのです。
子供たちも、勝てなくて反省しているに違いないと、今回は、こちらで勝手に決めつけ、基礎練習の繰り返しを指示しました。高学年は、ランニングパスを100回できるまで、他の練習に行かない。Bチームは、さらに基本的な練習ばかりをすることにしました。完全な底上げ練習です。
さて、写真の解説です。
我がチームのサーブミスのポイントのひとつに、身体を真っ直ぐに保てないことがあります。サーブを打とうとすると、無理して身体が横に倒れてしまうのです。するとサーブは右へ左へ飛んでいき、不安定になります。これを解消するのが、写真のように板の上に乗ってサーブを打つ練習です。こうすると落ちてはいけないことを意識するために、バランス良くフォームを変えていくようになります。フローターサーブを練習している高学年の子たちは、さっそく無理のないサーブに変わり始めましたし、中学年の写真の子も、今までに見たことのないような強くて低い球筋のサーブを2本打てました。
この器具を使う練習方法は、まだまだバランス感覚が弱い小学生への定番指導方法です。
最近、私が教員によく指導している教育技術に、「Aさせたければ、Bと言え」というものがありますが、これもまた同じです。「バランス良いフォームで打たせたければ、バランスの悪い器具に乗せろ」というわけです。保護者の皆さんも使ってみるとよいですよ。
「勉強させたければ、勉強しなさいと言ってはならない」つまり、別の言葉を考えるのが大人の努力なのですから。
ああ、それからもう一つ。これは10回連続、学級学年崩壊を立て直してきた私の実感です。
「子供に勉強させたければ、そういう大人は最低でも、その10倍は学びなさい」
学ばない大人は、子供に指導してはなりません。大人は最大の教育環境だからです。このことは、私の学校経営方針にも書いてあります。