次々とサーブ開眼

月曜、火曜、平日練習。
大会に向けて、サーブ練習に力を入れています。アンダー10の試合はサーブの良し悪しで、80%が決まります。
4年生以下のアンダー10チームに限らず、5,6年生も次々とサーブの打ち方を身に付けつつあります。

まず始めにサーブ開眼したのはAチームキャプテンのKさんでした。6月28日のブログ記事に以下のように書いた通りです。
「今日、キャプテンがラリー練習で打っていたサーブの中で、「一番良いサーブ」を、試合中にノーミスで打ち続けられたら、それだけで都大会予選を勝ち上がり、最後の予選決勝大会で勝負できるくらいのサーブレベルでした。」

その後、1週間たちました。

高学年の子供たちの意識が変わった
今、私はアンダー10チームの指導に、ほぼ全力を注いでいる状態ですが、それなのに5,6年生の子供たちの意識レベルが変わったのが不思議であり、嬉しくもあります。Kキャプテンには厳しい指導を入れたこともあり、極めて素晴らしいサーブを打つように変わりました。続いて、O.TくんとW.Aくんも私にアドバイスを求めてきて、次の指導をしました。

「フローターサーブで大事なことは、肩の後ろにある三角形の肩甲骨と、肩の前側にある小胸筋の動きが影響する。まず、全身の力を抜く。サーブを打つためにボールをトスする瞬間に、小胸筋をゆるめて、肩甲骨を後ろに思い切り引く。この『肩の開き』がフローターサーブを強くする。打つ瞬間に、体を開いて蓄えられた力をボールにたたきつける。」

原則はこの理論どおりに指導して、あとはその子のサーブのクセを細かく直していくという指導パターンです。
これによって、O.TくんとW.Aくんは見違えるようなサーブを打ちました。W.Aくんにいたっては、自分の打つサーブが急に良くなったことで感激し、練習態度がどんどん良くなりました。

真の前の目標である、アンダー10チームのサーブも、どんどん良くなっています。
「エンドラインからサーブが入るようになった子を、ユニホームを着るメンバーにします。」と伝え、毎回の練習で、長めの時間をかけてサーブ練習したところ、アンダー10チームのメンバーは、4年男子2名、4年女子4名、3年男子1名、3年女子3名、1年女子1名の11名になりました。そしてその一人一人のサーブも、日に日に上達しています。

今日は部内練習試合を3チームに分けて行いました。
・アンダー10チーム
低学年が多く入った
・男子チーム
・女子チーム

実はこの「高学年+低学年」というチーム編成が、アンダー10大会に出てくる他チームの、最も近いシミュレーションになっています。上手な子はどのチームにもいる。でも、初心者同様の子も出ている。これがアンダー10大会です。

アンダー10大会に向けての、キャプテン修行も始めました。
井上が指導するチーム=キャプテンは井上の分身
ですから、私のキャプテンへの厳しい言葉かけは、返って私自身への戒めでもあります。
キャプテン役の子は、頭の中が必ず混乱します。つまり自分のことだけでなく、チームを強くすることに全力投球してほしいのです。
ですから、他の子の2倍以上の苦労があるはずです。
こんなに厳しく指導されるキャプテンなので、関東中、どこへ行っても「どうやってあのようなキャプテンを育てられるのですか?」と聞かれるのが井上の指導の特徴です。
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時間があるときに、この動画を見て、自分のバレーボールの参考にしましょう。
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