5年生を中心とする4,5年生女子チームでゲーム練習させたところ

今日は平日の短い時間の練習。
参加者は、男子7名、女子13名。

女子を2チームに分けて、男子を加えて3チームで回す、短いスリーミスゲーム練習をさせました。女子チームの編成をいじって、どう動きが変わるか見てみたかったのです。
一つは6年生と1〜3年生のチーム。
一つは4,5年生に、3年生を一人入れたチーム。
その結果としては、まず5年生女子の二人がチームリーダーとして、よく動きましたね。いつもの遠りょめな動きではなく、「私がボールをつなぐ」という気持ちが表にあらわれていました。

そしてこのチームメンバーのすごかったところは、バレーボールを始めてまだ2か月もたっていない3,4年生の3人がサーブをミスしないで、しかも日に日に強いサーブを打てていることです。さらにはレシーブの要にまでなっている。今日も私が見ていて、(これはすごいな)と心の中でつぶやいていました。

さて、我がチームは昨年も年長さんが練習参加して、今ではスーパー1年生としてアンダー10チームのレギュラーをねらっていますが、今年も年中さんがほぼ毎回練習参加して、お兄さんお姉さんたちと一緒に練習しています。感心するのは、体育館10周ランニングを小学生のスピードと一緒に走ってしまうことです。どれほど体力があるんだと驚かされます。

様々な長所のある子供たちはそろっています。どのように育てていくか考えることが、私の最高の健康法です。その証拠に、長年の血液検査で医師から「このままでは危ないですね。」と言われ続けた数値が、2022年はすべて正常値になりました。来週、今年3度めの血液検査に行きますが、はたしてどんな結果になるでしょうね
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

PTA親子バレーボール同好会 矢口タートルズVC もうひとつの良さ

このブログは子供の指導記録として使うことが多く、子供たちの成長は著しいのです。バレーボール技術だけでなく、心の成長も伴っています。バレーボール練習を通して、自分のことを見つめる機会にもなっています。

今回の新しい活動形態は、子供だけではなく、大人にも良い影響を見せていると感じます。今日、ある新聞にあった家庭教育についての記事によると、令和2年度の文部科学省調査で、「地域の中に子育ての悩みを相談できる人がいる」との質問に、「いる」回答した人は約28%しかいないという結果だったようです。このことから、親同士のコミュニケーションが減って、子供に関する悩みを家庭だけで抱えてしまう、さらには親子のコミュニケーションもうまく取れない家庭が少なくないのではという意見が書かれていました。

親子バレーボール同好会という活動形態は、このようなことへのチャレンジの意味合いも生まれてきたと感じます。PTA組織の一部にするために、子供の入部=大人はすべて部員となることを条件としました。さらには、子供が入部しなくても、大人だけで入部してもよいことにしました。こうしたことを決めて、運営していく役員組織もできました。チーム内保護者同士のラインも作られ、横の連携が強まりました。この夏はありがたいことに、練習の見守り体制も組んでいただいたことで、体育館で親同士が顔を合わせ、子供たちをめぐって語り合える機会も増えそうです。
これからも、いろいろなことを相談しながら、みんなで温かく支え合う保護者活動が続けられることを期待しています。

親子のコミュニケーションという時代の課題に対しても、よい影響が出ていると感じます。矢口の体育館では、子供だけでなく、大人も一緒に練習する姿が毎回見られます。7月18日の練習でF母娘のペアが、オーバーハンドパスを900回続けた場面はまさに親子コミュニケーションの象徴であり、かっこよく言えば「親子の協同作業」であったということです。子供はゾーンに入れば1000回、2000回とパスをやり続ける持続性を見せるもので、それが成長期の子供の特徴であり長所なのですが、大人同士ならば900回も続けてパス練習はできないと思います。100回続ければ疲れますからね。普通はやめます。それを900回も続けさせたのは、子供のやる気が大人にも飛び火したと効果だと私には見えました。

最近入部された1年生親子も、いつも親子で一生懸命練習していらっしゃる。1年生にはライバルもいますから、そのうちに我が子が大きな目標を意識し始めるでしょう。そうすると親子練習の内容もどんどんレベルアップしていくことでしょう。

成長していく組織。新たな建設は苦労を伴いますが、その分、楽しさもあるのではないでしょうか。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )