練習ノートの広がり

先週、1年生の練習ノートに書かれたことを紹介しました。
それ以来、私が持ってきなさいと一言も言っていないのに、「練習ノートを見てください。」とノートを持ってくる子が増えています。
保護者の皆様、このブログをよく読んでくださっており、ありがとうございます。

練習ノートという取組は、子供たちの思考を確実に高めていきますね。教室での机上の学びでは絶対にできない、自分の体験したことや、自分のなりたい姿をイメージしながらの子供の思いを表現する文章行為は、自ら成長していくプラスのスパイラルに入っていく効果があります。

学校現場の校長の特典としては、いつても子供たちの思いを受け止めてあげることができることです。なぜなら、私がいつでも校長室にいるから、
「校長先生、失礼します。練習ノートを書いたので、見てください。」
と、間をあけずに提出できるからです。

こうしたことは校長職の人間として、とてもうれしいことです。なかなかないですよ、校長室にノートを出しに来る子供がいる学校というのは。

くりかえしになりますが、私から出しなさいと指示していないのに、(校長先生に思いを伝えたい。)というモチベーションから、自主的にノートを出しにくること、最高レベルの学びだと思います。
★そこに相手(校長先生)意識があります。
★自分自身のふりかえりがあります。
★指導された記憶を書きとめる学びの姿勢が養われています。
★次の目標が書かれています。
このような思考をくり返すことで、人生を充実させる習慣が養われます。

子供たちが大人になった時に、生き生きと人生を謳歌する下地を私は創っているつもりです。
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