全国大会効果

NO118(大松博文)
「人間は、生まれて、ものごころがついてから死ぬまで、毎日が修養だ。とちゅうで1日でも怠ったら、真の人生からそれだけ後退する。それと同様に、バレーも、バレーを始めたら、バレーをやめる瞬間まで、それの連続だ。そのあいだ、1日でも練習を怠ったものは、世界のレベルから、ソ連その他から、一歩後退する。また、追いつかれ、追い抜かれる。しかも、やっているあいだは、いいかげんなやり方は許されない。全力を尽くしてやらなければならない。」

全国大会の補助役員を終えて、1日の休息をとった後、今日からまた練習スタートです。辰巳ジャンプにはお盆はありません。お盆だからといってもどこにも行かない子もいるので、人数が多少減っても練習はストップしません。

東京体育館で3日間、日本一の試合を見続けてきた辰巳っ子たちの目は確実に育っていました。何しろ幸運なことに、若鮎さんの試合を6試合も見てきた子たちです。そのスピード、かまえ、リズム等々、いろんなことがイメージされています。
「忘れないうちに、若鮎さんのバレーを盗めるだけ盗んでおくぞ!」
という私の指示にも本当に反応が良い。子どもたちの中から、
「そうだよ!もっと足を動かしてレシーブするんだよ!」
「レシーブした後にも足を止めないで!」
といった言葉が出てきます。嬉しいことです。

辰巳AB2チーム編成で16~19名の編成で補助役員をやった辰巳です。正直言って、6年生もいないのに2チーム連れて行くのは大変だったのです。しかし、一人でも多くの子が日本最高レベルの試合を目に焼き付けたことは、苦労して連れて行った甲斐があったというものです。
引率してくださった保護者の皆様、いろいろ大変でしたが、成果はありました。ありがとうございました。
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