今日、江東区小学校水泳記録会の総合成績である「江東区20傑」が届きました。ページを開いてビックリ!なんと担任する子ども達が残した成績の素晴らしいこと素晴らしいこと!
【男子50m自由形】1位 T.K 9位 T.M
【男子25m自由形】1位 T.S 6位 T.F 8位 H.K 13位 K.K
【男子25m平泳ぎ】1位 M.K
【女子50m自由形】4位 M.O 5位 K.I
【女子25m自由形】2位 M.H
【女子50m平泳ぎ】12位 A.S
【女子25m平泳ぎ】10位 K.S
【男子100mリレー】江東区15位
【男子200mリレー】江東区6位
【女子100mリレー】江東区20位
【女子200mリレー】江東区19位
6年生50人(特別支援学級を含めると55人)しかいない学校なのに、12人の友達が入賞したのだからものすごい。しかも男子は6種目中3種目で1位を獲るという歴史的快挙です。
その上、リレー種目では4チームすべてが20位入賞できた。こちらも大きな喜びです。チームの団結の結果ですから!
今回、私は「水泳指導は全部私に任せて下さい。」と高学年の先生にお願いをして、6月から9月までずっと指導者マイクを持ち続けてきました。口には出しませんでしたが、(この子たちの自信になるように、必ず結果を出させてあげるんだ!)という思いを秘めて指導をしていました。
私は体育研究部に所属しているわけでもなく、水泳指導の専門家でもないので、適切な技術指導をする自信はありません。ただし妙な信念を持っています。
「コーチはプレーヤーではないので、自ら泳いではいけない。陸上からその子の泳ぎを分析し、客観的なアドバイスを子どもが冷静に話を聞くことができる“陸上”で行う。」
ということです。
そして最も気をつかったのが「モチベーション管理」でした。
子ども達のモチベーションが高く保たれるように、「水泳記録会プロジェクトチーム」を創って、キャプテンまで決めて、子ども達自身から目標に向かって努力できるようにしました。
さらにモチベーションを保つためには「情報」が重要な働きをしてくれます。
江東区の新記録は何秒なのか?
どのくらいのタイムを出せば3位以内に入るのか?
タイムを縮めるためにはどう工夫したら良いのか?
具体的な「数字」が子ども達のイメージに強く働きかけて、「もっと練習しよう!」「もっと泳ぎ込もう!」という行動につながっていきます。
実際に夏の水泳の様子は、この上位の子ども達に引っ張られて、20位に入らなかった子たちの方が、これでもか!これでもか!目標タイムにまだ足りないのか!とねばり強くタイムチャレンジをしていました。
私たちの学年は「最高の卒業式を行う」という小学校の最終ゴールを意識して、子ども達も教員二人も行動しています。今回の江東区1位3人誕生という結果で、卒業式のよびかけの3つは決まったようなものです。
①「僕は水泳記録会で、25m自由形の江東区1位を取れました。」
②「僕も25m平泳ぎで江東区1位になりました。」
③「僕も50m自由形で江東区1位になり、香取小の歴史に残る成績をおさめられました。」
これですね。体育館に来てくださる来賓の皆さんから「ほぉ~!」「すごいねぇ!」というつぶやきが出る場面が今から想像できます。
イノッチ1000世語録
「ヒーローは子ども達だ!!!」