東京スカイツリー 2009-09-18

10日ぶりの東京スカイツリー写真です。
この情報を始めた時の写真と比べてみると、だいぶ高くなったことが分かるでしょう。


これが6月19日です。ちょうど3ヶ月前ですね。


7月23日。ほぼ2ヶ月前です。


8月21日です。

こうして並べてみると、着々と空に向かって伸びている様子が分かりますね。
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東京モノレール開通45周年

このブログにはり付けてあるブログパーツの中に「45年前カレンダー」がありますが、実は毎日楽しみに見ている井上です。

今日の話題は「東京モノレール開通45周年」のこと。

私はモノレール通勤をしているので、大変関心を持ちました。そして朝、上空(モノレール)から見える東京の景色を写真に撮ってみました。それを紹介します。


天王洲運河です。
左側に見える船は、海洋大学の練習船です。天王洲の海岸縁も開発がかなり進みました。夜風に吹かれて散歩するには最適の場所ですよ。


レインボーブリッジです。
写真で見ると小さくなってしまいますが、生で見ると気分の良い景色です。
私、たま~にレインボーブリッジ風景を独占できる、誰も来ない秘密の場所で、のんびり本を読んでいる時があります。


浜崎橋ジャンクションです。
渋滞で有名な浜崎橋も、上から見ればなかなかの景色。この高さで走っているモノレールに乗っていると、ヘリコプターに乗っているのに似た感覚を味わえます。


芝浦再開発地域。
都内にもまだまだこんなに広い敷地があるんですね。いったいどんな町がここにできるのでしょうか?


モノレールはこんなに高いところを走っています。
窓の下に線路がないので、見晴らしの良いところが好きです。


終点・浜松町駅の近くには「浜離宮庭園」があります。気候の良い日には、ぶらり途中下車をして、のんびり休憩しても良いでしょう。


この高いところから東京を眺めていると、けっこういろんなアイデアが湧くものです。たまに羽田空港まで足を伸ばしても楽しいですし、ついでにどこかへ飛行機で飛んでいくパターンもありかな?(笑)

ちなみに2~3月にマインドマップ体験会の実践報告者として、北海道・金沢・福岡に行かせていただいた時は、自宅からモノレール経由でそれぞれの地へ飛び立ったわけです。
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利他の心

利己主義の正反対にあるのが「利他主義」です。
茂木健一郎先生の著作の中に「利他」に関する一文があるので、引用が少々長くなりますが紹介させていただきます。

カラヤン Herbert von Karajan ―音楽が脳を育てる (CD付き:茂木健一郎選曲 脳を育てる名曲11曲58分)
茂木 健一郎(もぎ けんいちろう)
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「本来、「利己的」といわれる脳のはたらきが、例外的に「利他的」になるもの、それが「愛」だと科学者は考えている。いわば、愛とは「他」への働きかけであり衝動であり、その源は「知りたい」「わかりたい」と思わせる空白、すなわち「脳の中の不在」である。つまり、愛の対象とは常に、不在を孕んでいるといってもいい。
(中略)
 つまり、愛とは脳の中の「無」から「有」を創り出す営みであり、自分で働きかけを続ける限り、無限の能動性を持つ精神運動である。愛が命の根本だといわれる所以である。どこまで「他」を愛せるか。
 それは同時に、脳内で「他」をどこまで実在的に想像できるか、ということではないだろうか。」(P104より引用)



これからの教育の現場に求められているものは、ここに述べられているような「利他の心」から創造される他者の存在を尊重していく営みであると思います。これまでの歴史の中でも当然この「利他」の精神というものは尊ばれてきたわけですが、残念ながら日本の教育は日に日にこの精神が薄れているように感じられてなりません。
私がここで述べている「教育」は、学校教育という狭い範囲のものではなく、「人間が行っている教育活動のすべて」を対象に論じているつもりです。

教育の範囲をしぼって、学校現場のことを言えば、親と子、子と子、子と教師、親と教師、教師と教師、そして裏から学校を支えている職員の方々、地域の方々。つながりを持っている人々すべての精神性の大河の中に、「利他」という深層を流れる安定した潮流があるならば、相互にいがみ合ったり、安易な批判をくり返すようなことなく、豊かで美しい教育の花を咲かせていくことになるでしょう。

その花の象徴は「太陽のような笑顔」だと私は感じています。


先人の言葉で私の記憶に強く刻まれている言葉があります。
「親をも愛することのできない現代の若者に、他者への慈愛を教えていくのだ。そこにしか時代を変革できる可能性はない。」
慈愛とは、愛し慈しむと書きますが、私のイメージとしては、大切な大切なものをそっと両手の平の上に乗せて温めているような映像が浮かびます。私は親や教師の心根には、このイメージがあった方が良いだろうと思っています。



我が師から学生時代に教えていただいたこと。
教師としての条件です。
自分自身が原点に立ち返る意味でも書き残しておきます。

一、絶対の確信に立って指導をすること。

二、子どもたちを心から愛し、親切に、暖かく擁護していく責任感を持て。

三、包容力。子どもの境遇や立場をよく理解し、どんな子どもでも幸福にしきっていこうと忍耐強く指導をすること。

四、公平であれ。自己の感情や情実に動かされず、正論であれば耳を傾けて、間違った意見や感情論にはたとえ先輩の言葉であっても厳戒に戒める厳正公平さを持て。

五、自信がなくてはならない。決意、勇気、果断な行動により、全員を守り、張り合いを持たせ、楽しく前進させきってみせるという自信がなくては教師は務まらない。
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良い移動教室にできて良かったなぁとしみじみ思う

先週行った日光移動教室。
参加した子ども達のほとんどは「本当に楽しかった」と感じてくれたようで、その思いを学校ブログである「こども情報局」に書いてもらいました。

香取小こども情報局

子ども達の文章をいくつかコピーしてみます。

「みんなも「まだあと1泊ぐらいしたい」っていってました。私もなんか少し寂しいような感じでした。(><)でも楽しかった!また行きたいなぁ・・。」

「ぼくは、日光の思い出をぜったいぜったいわすれません。」

「待ちに待った肝試し。最初イノッチ1000世の怖い話を聞きその後スタートです。怖くて辞めようかと思ったけど大丈夫だと思いやりました。僕は1番だったのでより怖さが増しました。僕のペアはMさんと一緒に行きました。途中先生が脅かすんです。とてもビックリしまいました。」

「鳴竜の部屋の構造には、とても驚きました。もしかしたら、江戸の技術は、もしかしたら今より進んでいるかもしれません。」

「キャンプファイヤーは、予想以上に盛り上がって、まさに、『ファイヤー』で、燃え尽きました。」

「天気にも恵まれてすべてでした!宿題で晴れを祈ったからそのおかげかなぁ(笑)」

「3日目に香取小学校に帰るときは、日光の1,2日目のことを思い出してみました。家に帰ったら、家族に、日光の思い出を話しました。思い出に残る、忘れたくない、楽しい日光でした。」



引率する私たちとしては、いろんな意味で大変だった移動教室だったんです。それでも子ども達が思う存分3日間を楽しんでくれた文章を目にして、
「あ~、何だかんだ言っても、心に残るような行事にできたんだなぁ。子ども達もみんな楽しい思い出を作りたいと頑張っていたからなぁ。ホッとひと安心だなぁ。」
としみじみとしてしまいました。

夏休みが明けて、水泳記録会と日光移動教室という二つの大きな行事を大成功させ、6年生の子ども達は確実に成長してくれました。どんどん頼もしい6年生に育ってくれています。指導している側からすれば、それが一番嬉しいことです。


次から次に行事がある6年生の秋です。すでに連合運動会に向けて活動を開始しています。子ども達が、今度はどんなドラマを見せてくれるのか、それが本当に楽しみです。
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すごい歴史を作ってくれた子ども達!!!

今日、江東区小学校水泳記録会の総合成績である「江東区20傑」が届きました。ページを開いてビックリ!なんと担任する子ども達が残した成績の素晴らしいこと素晴らしいこと!

【男子50m自由形】1位 T.K  9位 T.M

【男子25m自由形】1位 T.S  6位 T.F  8位 H.K  13位 K.K

【男子25m平泳ぎ】1位 M.K

【女子50m自由形】4位 M.O  5位 K.I

【女子25m自由形】2位 M.H

【女子50m平泳ぎ】12位 A.S

【女子25m平泳ぎ】10位 K.S

【男子100mリレー】江東区15位

【男子200mリレー】江東区6位

【女子100mリレー】江東区20位

【女子200mリレー】江東区19位


6年生50人(特別支援学級を含めると55人)しかいない学校なのに、12人の友達が入賞したのだからものすごい。しかも男子は6種目中3種目で1位を獲るという歴史的快挙です。

その上、リレー種目では4チームすべてが20位入賞できた。こちらも大きな喜びです。チームの団結の結果ですから!


今回、私は「水泳指導は全部私に任せて下さい。」と高学年の先生にお願いをして、6月から9月までずっと指導者マイクを持ち続けてきました。口には出しませんでしたが、(この子たちの自信になるように、必ず結果を出させてあげるんだ!)という思いを秘めて指導をしていました。

私は体育研究部に所属しているわけでもなく、水泳指導の専門家でもないので、適切な技術指導をする自信はありません。ただし妙な信念を持っています。

「コーチはプレーヤーではないので、自ら泳いではいけない。陸上からその子の泳ぎを分析し、客観的なアドバイスを子どもが冷静に話を聞くことができる“陸上”で行う。」

ということです。


そして最も気をつかったのが「モチベーション管理」でした。
子ども達のモチベーションが高く保たれるように、「水泳記録会プロジェクトチーム」を創って、キャプテンまで決めて、子ども達自身から目標に向かって努力できるようにしました。

さらにモチベーションを保つためには「情報」が重要な働きをしてくれます。

江東区の新記録は何秒なのか?
どのくらいのタイムを出せば3位以内に入るのか?
タイムを縮めるためにはどう工夫したら良いのか?

具体的な「数字」が子ども達のイメージに強く働きかけて、「もっと練習しよう!」「もっと泳ぎ込もう!」という行動につながっていきます。

実際に夏の水泳の様子は、この上位の子ども達に引っ張られて、20位に入らなかった子たちの方が、これでもか!これでもか!目標タイムにまだ足りないのか!とねばり強くタイムチャレンジをしていました。


私たちの学年は「最高の卒業式を行う」という小学校の最終ゴールを意識して、子ども達も教員二人も行動しています。今回の江東区1位3人誕生という結果で、卒業式のよびかけの3つは決まったようなものです。

①「僕は水泳記録会で、25m自由形の江東区1位を取れました。」
②「僕も25m平泳ぎで江東区1位になりました。」
③「僕も50m自由形で江東区1位になり、香取小の歴史に残る成績をおさめられました。」

これですね。体育館に来てくださる来賓の皆さんから「ほぉ~!」「すごいねぇ!」というつぶやきが出る場面が今から想像できます。

イノッチ1000世語録
「ヒーローは子ども達だ!!!」
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ABチームができること決定!

今日の辰巳ジャンプの練習には、新しい子が二人来ました。
その中に待望の2年生!
これで2年生グループが雪崩を切って増えることになります。

井上構想では、現3年生チームと現1~2年生チームという体制でチーム作りをしたい。
すでに3年生は10人となり、実はまだまだ増えると思っているわけです。
そこに1~2年生がチームを作り、2~3チームで張り合っていく関係を作りたいと思っているのです。

それにしましても、現在のチーム保護者の皆さんの献身的な支援には頭が下がります。そして、子ども達の成長を心から期待し、楽しんでくださっていることを感じます。この雰囲気があれば、辰巳ジャンプは確実に強くなります。
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体内時計変化・・・・・移動教室総括

昨日まで2泊3日の移動教室引率をして、熟睡することのできない生活をしていたので、「今日の朝は完全に睡眠タイムにする!!!」と同僚にも宣言していた井上です。
ところがどうやら3日間で作られた体内時計が作動しているようで、昨日は0時を回るまで寝ることができず、今朝は4時には目が覚めて、「もっと寝るんだ!」と思えば思うほど寝られなくなり、とうとう起きてしまってブログ記事を書き始る始末。恐ろしき体内時計・・・・・。


たくさんある良いことの中で、ちょっとだけ移動教室中の「子どもの心の宝さがし」をしてみることにします。

まず、いつもそうなのですが、私の宿泊行事指導は前日までに9割終了させます。そして現地で教員はできるだけ何もしない。子ども達に任せます。成功の成果はみ~んな子ども達のものにしたいのです。

一番大事なことは、移動教室の「ねらい」をきちんと立てること。そして強く意識していくことです。いつもしつこく言っている「ゴール意識」というものです。今回の移動教室では「お世話になる方々にさわやかなあいさつをし、感謝の気持ちを表せる移動教室」「ルールを守り、安全に協力し合う移動教室」というねらいを達成することを目指して、子ども達は行動しました。

また、シュミレーションの授業を何度か行い、子ども達が3日間の予定を把握できるように指導します。その上で、移動教室の3日間は子ども達に「先生、次の予定は何ですか?」と尋ねられても、引率の教員には「分かりません。」「知りません。」と答えて下さいとお願いしておきます。その子自身の頭で考え、行動することを促し続けます。

そして、学年集団が烏合の衆とならないように、「リーダー集団の育成」をがっちりしておきます。今回は各班の班長の中から男女の実行委員長を決め、その二人を中心に動いてもらいました。班長チームは本当によく頑張ってくれました。集合や整列、人数確認もみんな子ども達で行い、協力して行動してくれました。100点満点の300点をあげても良いくらいの行動でした。

班長以外の係でも「協力」というねらいを目指して責任を果たし、みんなで作りあげていった移動教室になったと評価してあげたい。学校に帰ってきた姿を見て、スクールカウンセラーの先生が語った言葉がとても象徴的でした。
「6年生が解散式をしている姿を見て、すごく大人になったと思いました。みんな背筋を伸ばして凛々しい姿で人の話を聞いていましたね。6年生ってこんなに成長していくんだとビックリしました。」



さてさて・・・・・
今回の移動教室、私にはもうひとつのねらいがありました。

それはいっしょに学年を組んでいる若手のモジャ先生に、宿泊行事のノウハウを身につけてもらうことでした。モジャ先生は今回が初めての宿泊行事担任となります。応援の引率でお手伝い的に参加する立場とはまったく違って、それはそれは様々な仕事があり、簡単にはできないものなのだということを身に染みて感じてくれたことでしょう。

これはOJTのひとつですね。
私が仕事をしてしまえば一人でも全部やりますが(単学級担任ならば一人でやらなくてはならない)、今回はモジャ先生にほとんどのことをお任せし、ご本人のお仕事可能な範囲をこちらで見きりながら、彼の限界をちょっとだけ超えるくらいの働きをしてもらったつもりです。
私としては、彼はおそらく教員としてかなり貴重な経験を積むことができたのではないかなと思っております。



いやぁ、朝からこんなに書いてしまいました。
今からもう一度、寝ようかな(笑)
午後には辰巳ジャンプの練習があるので体力回復させないと!
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日光移動教室への思い

明日から2泊3日で日光移動教室に出かけます。

この3日間の模様は「香取小ブログ日記」で生中継する予定です。昨年は3日間で72回の記事をアップしましたので、今年もそれに近い回数で中継するつもりです。その間、こちらのブログはお休みになります。

井上学級の子ども達には、明日からの日光生活に向けて、楽しみな思いを情報発信させました。

香取小 こども情報局

時間の関係で、お隣のクラスの子までは情報発信の指導をすることができず、自分のクラスだけの情報になってしまったことを反省しています。

子ども達はみんなすごく楽しそうに日光に向けての思いを言葉にのせていました。


現在、太平洋上には台風12号がいますが、北東の方角へ向かっているようで、日光には影響なさそうです。しかし万が一グ~っと進路を変えたりすると嫌なので、子ども達にはこんな宿題を出しました。

「明日からの移動教室の晴天と安全を真剣に祈ってくること」

明るさを増してきた6年生の子ども達の祈りで、きっと素晴らしい3日間になることでしょう。
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研究授業のお知らせ

【授業公開のお知らせ】
私(井上)が12月に一般公開の研究授業を行います。

(主催)
江東区小学校教育研究会・情報教育部

(日時)
12月2日(水)
公開授業  13:45~14:30
研究協議会 14:45~16:30

(会場)
江東区立香取小学校
東京都江東区亀戸4-26-22

(研究テーマ)
「情報を適切に活用できる児童の育成」
 ~新学習指導要領の『思考力』『判断力』『表現力』を伸ばすために~

(学年・教科)
6年・国語(教材文は宮沢賢治の「やまなし」の予定)

(研究概要)
江東区小学校教育研究会・情報教育部の研究授業として行います。

江東区情報教育部では昨年度までの2年間、全国に先駆けて江東区が全校に3台ずつ配置した「電子黒板セット」の活用を推進するための授業を公開してきました。ICT機器である「電子黒板」を教師や児童がどのように活用するか、その可能性を追求してきました。この2年間の「電子黒板活用推進授業」の成果は、各校で活用される先生がどんどん増えたことで一応の役割を果たしたとしました。

そこで、今年からは電子黒板やICT機器という機械面にとらわれることなく、広い意味での「情報」というテーマに焦点を当てることにしました。

7月、香取小学校で行った授業では、「サウンドスケープ=音さがしの授業」で耳から感じる情報をつかみ、言葉で表現していくということを、マインドマップに表現することで試みました。
(授業者はトニー・ブザン公認マインドマップ(R)研修フェロー第4期の花井教諭でした。)
この時の授業の様子はこちらの記事です。

9月の実技研修会では私が講師となり、様々な思考法の中から「マンダラート」と「速射マインドマップ」について研修しました。

10月7日(水)、第三砂町小学校で行われる研究授業では1年生の「音楽」を行います。タンタンタン♪というリズムやタタタタタンというリズムを、日本語に合わせて表現することで、「音情報」に関する耕しを行います。
(なお、授業を行うのはトニー・ブザン公認マインドマップ(R)フェロー第3期の山崎教諭です。この授業も一般公開されます。)

11月4日(水)、第一亀戸小学校で行われる研究授業も1年生の「音楽」で行います。授業内容は現在調整中ですが、授業者からの、
「サウンドスケープという考え方を何とか応用できないものか研究してみたいんですが。」
という言葉を受けて、私が「サウンドスケープ」について学び始めたわけです。
(授業を行うのは、マインドマップ(R)認定コーチの森川教諭です。)

この3回の授業の流れを受けて、12月2日(水)に私が研究授業を行います。
今のところ、
「サウンドスケープ」+「マインドマップ」+「学び合い」=○○○???
でチャレンジするという何が飛び出すか分からない玉手箱状態ですが、10月末までには何とか形にして、再度アナウンスをするつもりです。

1月13日(水)には、数矢小学校の4年生総合的な学習で「二分の一成人式」に向けての取材活動やアイデア作り、プレゼンテーション作成などの準備作業場面を研究授業で公開します。もしかしたら「マンダラート」を活用してアイデア作りをするかもしれません。



【参考文献】
カラヤン Herbert von Karajan ―音楽が脳を育てる (CD付き:茂木健一郎選曲 脳を育てる名曲11曲58分)
茂木 健一郎(もぎ けんいちろう)
世界文化社

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音さがしの本 ≪増補版≫ リトル・サウンド・エデュケーション
R.マリー シェーファー,今田 匡彦
春秋社

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世界の調律 サウンドスケープとはなにか (平凡社ライブラリー)
R.マリー・シェーファー
平凡社

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学び合いの仕組みと不思議―ちょっとのことでクラスは変わる
西川 純
東洋館出版社

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情報教育専門委員会

私は江東区教育委員会の委託を受けて、「江東区情報教育専門委員会」の委員をしております。

今日はその会議が教育センターで行われました。

議題は、

①電子黒板の活用
②けーねっとの活用
③今年の国会の補正予算で通ったICT予算を運用して導入する教員用PCについて
④江東区教員のPC関係研修の内容について
⑤セキュリティの課題について
⑥その他、江東区のICT活用教育に関する話題

学校という枠から離れて、江東区という一歩大きな立場で働かせていただけることを自覚して、今年度はしっかりと「情報誘導」をさせていただきます。


その手始めとして、あまり活用されていない江東区教員のためのホームページである「けーねっと」を紹介します。


けーねっと


私は思うんですね。
ホームページというものは、管理人の魂がこもっているかいないかによって、その活用頻度が比例していくということを。
幸いなことに、こうしたことに深い見識と高い意欲を持っていらっしゃる教育センターのK先生が管理人として復活したようなので、私もできる限り協力していきたいと思っています。
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バレーボールができるようになってきた!!!

今日の辰巳ジャンプは3年生ばっかりの練習でした。
同じ3年生でも練習をまったく休まない子と休みがちな子では、かなりの実力差ができてしまっているので、今日は2グループに分けて練習。基礎技術ができつつある子たちはランニングパスで100回続けることを目標に自主的に練習。基礎練習をもっとやらなくてはならない子たちは、私が一本一本球出しをして、アンダーパスの感覚を身につけていく練習。どちらも大きな成果があがりました。

最後の1時間は4人チームでの試合練習3セット。まあまあバレーボールらしい試合展開でゲームをすることができていましたね。2月前にはワンバウンドバレーでしか試合をすることができないレベルだったことを考えれば、たった2ヶ月でノーバウンドバレーをできるようになっていることが喜ばしい成長です。


今週から「バレーノート」を書くことを宿題にもしました。
その日の練習で良かったことを5つ、箇条書きで書き、その後に次の目標を書くという書き方をします。できなかったことやダメだったことを書いてはいけません。常に前向きで書くノートです。強い自分を作りあげるためのノートです。

このノートは毎回の練習の始めに集めて、私がコメントを書き、練習中に返していきます。
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やさしさ紙芝居

やさしさ紙芝居


自分が教師を目指そうと心に固く決めたきっかけになったドラマのひとつが水谷豊主演、北野広大先生の「熱中時代」です。

あらためて動画で主題歌や名場面をみると、若かった自分の熱い強い思いが蘇ってきて、思わず涙が出てしまいました。良い時代でしたね。ドラマの中の真っ直ぐな心根の子ども達の姿を見ていると嬉しくなり、エネルギーが湧きます。

僕はこういうイメージの先生になりたかったんだなぁ。
そこに向かって真っ直ぐに進んできたとは思う。
そのイメージに向かう自分の行動が、今の姿にもつながっていることは間違いない。

ただ今の自分は、熱中先生のイメージとはちょっと離れてしまったかな。

だけどだけど!
心の中はいつまでも「熱中時代」です!
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【本の紹介】 ミラーニューロンの発見

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice)
マルコ イアコボーニ
早川書房

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昨年来、学級指導には「ミラーニューロン」という脳科学を利用している井上です。

「ミラーニューロン」とはその文字通り、鏡のような働きをする脳細胞があるということです。例えばこの本によれば、映画を見ながらドキドキしたり、野球を観戦しながら、さも自分がプレーしているように興奮している時には、脳内でニューロンの発火が起こると書かれています。
周りの状況に合わせて、人間の脳細胞にあるミラーニューロンが勝手に働いてしまう。

このことから、子ども達にはこう指導しています。

「自分が意識するにしてもしないにしても、自分の周りの人が授業中に集中していないならば、その影響をまともに受けることになる。逆に自分だけさぼっていてもいいや、と思っても、それは自分だけではすまない。周りの人たちを巻き込んで勉強ができなくなるように引きずり込んでいると同じことになる。ミラーニューロンを意識したならば、お互いに伸ばしあっていくような授業態度で学習に臨めば、間違いなく学習成果は倍増どころが激増する。」

今年の6年生にはあまりこのことを指導していないことを反省しています。


鎌倉時代の日蓮が著した「立正安国論」の中にもミラーニューロンのことを表現している言葉があります。
「鳩化して鷹と為り雀変じて蛤と為る、悦ばしきかな汝蘭室の友に交わりて麻畝の性と成る。」
蓬はそれだけをただ成長させて放っておいたらグニャグニャに伸びていくけれども、隣に麻を植えていっしょに育てていくと真っ直ぐに伸びることから、周りの影響力というのは本当に大きいのだということの喩えです。

私自身の教師という立場からすれば「麻の立場」でありたい。真っ直ぐに伸びていく子ども達になるように自分自身が存在していたい。

常にミラーニューロンを意識しながら、たくさんの子ども達のために活動していくつもりです。



さて、今日の私は辰巳ジャンプの練習でした。
中心メンバーの3年生は、このブログの題名のように、一歩いっぽ成長をしてくれています。2週間後に始まる「東京新聞杯」でどんな試合をしてくれるのか、すごく楽しみになってきました。今日から「バレーノート」を書くことも宿題にしました。忘れている子がいるといけないので、何を書くのか書き残しておきます。

「今日の練習で自分やチームの仲間が良かったところを①②③④⑤と箇条書きで5つ書く。悪かったところは書かなくていい。」

こういうノートの使い方をします。反省ノートではありません。「ポジティブノート」「プラス思考ノート」を作ります。

そうすると、私の指導も「ポジティブ」で「プラス思考」でないと、子ども達はノートを書けなくなりますね(苦笑)。気をつけます。
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区小研で「メンタルリテラシー講座」を開催させていただきました

一昨日の水曜日午後、区小研・情報教育部主催の実技研修会で、『メンタルリテラシーを活かした作文指導法』というテーマで講座を開きました。参加してくださった先生は20名。ありがとうございました。

内容はマインドマップに限らず、たくさんの思考法についてプリント資料で情報提供し、その中から「マンダラート」からスピーチに結びつける実技研修と、「速射マインドマップ」で構想を立てる方法についてお伝えしました。

時間が短かったので、受講された先生方には達成感を味わってもらうまでにはいかなかったと思いますが、次にご自分で情報収集して学んでいけるようなものをお渡ししたつもりです。ぜひ継続研究を行っていただければと思います。

この日に資料でご紹介した思考方法を列挙しておきます。

「マインドマップ」
「マンダラート」
「ブレイン・ライティング」
「KJ法」
「付箋法」
「NM法」
「シックス・ハット法」
「チェックリスト法」
「SCAMPER法」
「なぜなぜ5回」
「TRIZ法」
「MECE法」
「ロジックツリー」
「PREP法」
「セブンクロス」

これだけの名前を知っただけでも十分な研修になっているはずだと思います。


【お薦めの本】
アドラー心理学に基づいたカウンセリングマインドの活用法です。
山田課長という架空の人物を主人公にして、彼がカウンセリングの研修を受けたり、会社でカウンセリングマインドの実践をしながら、その理論面はしっかり解説していくという書き方をされています。
ストーリー性があって本に引き込まれる上に、理論もしっかり学べるので、アドラー心理学の入門書としては、かなりお薦めの一書です。

アドラー心理学のキーワードは「勇気」と「目標」です。
アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方―人はだれに心をひらくのか
岩井 俊憲
コスモスライブラリー

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東京スカイツリー 2009-09-04

1週間ごとに見る見る高くなっていく東京スカイツリーです。
150mくらいあるのかな?
完成したらこの4倍の高さです。

空高く伸びていく、この東京スカイツリーのように、受け持っている6年生も真っ直ぐに伸びてほしい。みんなで支え合ってこそ、高く高く伸びていける。スカイツリーも一本の柱では600mもの高さには決してなりませんが、何本もの柱がピッタリと支え合っているからこそ日本一の高さを実現できるのですね。
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