地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

なにわミナミの南海電車 (4) 西の東急8000系?

2005-08-04 11:58:59 | 都市民鉄 (近畿以西)


 南海での出張鉄シリーズも今回で最終回。そこでご紹介したいのがこちら、東急8000・8500系を日頃見慣れた目から見て、切妻のステンレス車体が何やら非常に親しみが持てる南海6200系です。個人的にこの電車、今回訪問するまでは全く関心の外にあったのですが、高野線の主力としてあるときは単独で、またあるときは6000・6100・6300系との混結で走る姿を見ていると……思わず「これって作った年代から言って、西の東急8000系??」という感じでハマってしまいました (^^;)。



 もう一つご紹介しておきたいのが泉北3000系。ステッカーの貼り方と社紋を除けば南海6200系とほとんど全く同じ……と言って良いのでしょうか? (^^;) 正面貫通路だけ青いステッカーが貼ってあるのは、東急8000系「歌舞伎車」と同じセンスのようにも見えますが、個人的には相鉄6000系のアルミ試作車・モハ6021 (今もかしわ台で保存) を思い出します。
 そして、今回こうして高野線を撮影したことで、生まれてはじめて泉北高速鉄道の存在をはっきりと認識しました (爆)。関西にお住まいの皆さんは意外に思われるかも知れませんが、関東人にとって和泉の国のニュータウンというのは何せ縁がないもので……(^^;)。まあ同じことは、首都圏南西部住民以外における相鉄線の認知度の低さにも言えるかと思います (^^;)。
 とは言え、こうして見てみると、実は相鉄線と泉北高速線って、関東と関西それぞれにおける位置づけ、そしてデザインセンスにおいて割と似ているのかも知れないと思いました (妄想かも知れませんが……)。ターミナルを出発し、駅間が狭い高野線をダラダラ走ったあと、中百舌鳥から一気にニュータウンに入って行くところなどは、何やら相鉄いずみ野線直通列車に似ていますし、泉北高速の最新型・7000系も、側面の雰囲気が何となく相鉄9000系と似ている気もしますし……(^^;
 こんな感じでひょんなことから関東と関西を比較してみるのも、鉄道趣味の面白みといったところでしょうか。