地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

魅惑の大手短&短路線 (1) 緑したたるこどもの国線

2005-08-10 12:20:18 | 大手民鉄 (東急)


 先日、南海汐見橋線と恩田=東急長津田工場をご紹介しましたので、この両者に無理矢理つなげるかたちで、首都圏大手私鉄における「魅惑の短&短」路線をシリーズで扱ってみたいと思います。この「短&短」が意味するところは「路線が短く、しかも編成も短い」ということでして、独特の都市ローカルな雰囲気と、東京近郊でありながら2両編成というカワイイ (^^;) 列車が走っていることの組み合わせをワビサビ的に楽しんでしまおうというわけです。それに、ローカル私鉄一般と違って、こういう路線は敢えて意識しないと結局ず~っと記録しそびれてしまうことにもなってしまいます (^^;)。
 最初に取り上げるのは、以前黄金週間の頃にもご紹介した東急こどもの国線 (所有主体は横浜高速鉄道) です。が……↑の画像は田園都市線・田奈駅での撮影です! どういうことかと申しますと……前から田園都市線の車内と恩田周辺の双方から眺めるにつけ「これってあっち側を走っている電車を超望遠で撮れるのでは?」と思っておりまして、そこで空気が澄んだ日を狙って無理矢理挑戦してみたというわけです (^^;)。いや~ピント合わせは地獄のように大変でしたが、高性能レンズと800万画素デジカメの解像力、そしてトリミングのおかげでここまで再現できました。緑の水田・斜面・昔ながらの農家と、真新しい電車・新興住宅街が入り乱れているという、こどもの国線沿線の「いま」を記録できたかな~と思っております (^^)。

 ちなみに、フツーに撮るなら、恩田駅からこどもの国に向かってほんの少々歩いたところのカーブ (↑) と、東急長津田工場脇踏切から長津田寄りの田んぼゾーンがベストですね (^^
 それにしても……最近恩田の様子を見にこまめに訪れるようになってからというもの、どうして7000・7200系が走っている頃に来なかったのかということをつくづく反省しております。またその頃は恩田駅がなく15~20分間隔でしか走らせられなかったため、こどもの国が賑わうシーズンになると2両編成ではさばききれず、大井町線8000系の5両編成がしばしば代走していました。こういうのも撮っておけば良い記録だったのですが……撮り鉄活動から遠ざかっていた頃の話です(-_-)。