既にプレスリリースもなされ、至る所のHP・掲示板・ブログなどでも話題となっておりますが、江ノ電300形のうち304+354の2両が来月限りで老朽廃車となることが決まりました……(T_T)。そこで、来月4日から30日までは元の緑+クリーム塗装に戻してさよなら運転をするとのことで、現在の「チョコ電」塗装は今月29日限りで見納めとなります (=残りあと2週間)。
そういう話を耳にしますと、近場に住んでいてかねてから散歩気分で300形を撮り続けて来た私としても、どうしても寂しさと「最後の日々の記録を早めにしておかなければ……」という気持ちで、思わず浮き足立ってしまいます。元々タンコロ一族として新造された時から数えて車齢74年ですし、台枠の異常をだましだまし走っているというウワサもあり、もう近いうちに廃車になるのは分かり切っていたことですが……(~_~)。
そこで早速「チョコ電」としての最後の姿を撮りに行って来たのですが、何とも素晴らしいことに側面の広告ステッカーがはがしてあり (^o^)、うれしくなって思わず側面を強調したカットばかり撮ってしまいました。もっとも、家並みが立て込んでいて「引き」がない江ノ電沿線でこういう絵づくりをしようとしますと、必然的に広角側で撮らざるを得ませんし (シャッターを押すタイミングが0.1秒でもずれると、車体が一気に小さくなったり画面からはみ出たりするので大変です)、道路を挟んで撮る場合にはいつ車がカブるかも知れませんので、撮り終えるまで異常な緊張に襲われます (^^;)。それでも、猛烈な暑さの中、何とか最後の力走にふさわしいカットを量産して帰路につきました (帰宅後のビールの美味かったこと……^^)。