ネット上ではつくばエクスプレスフィーバーが続いておりますが、そこを敢えて関鉄にこだわる当ブログ (^^;)。一応今回がシリーズの最終回です。ご紹介するのはもちろん……国鉄キハ30・35一族の中でも最後の生き残りの一つとなったキハ353+354です。しかもこの編成、復活中の関鉄旧塗装が実にキハ30・35の登場時の雰囲気に近いという点でも見逃せません (^o^)。勿論、運転台下のプロテクター増設や、前照灯のブタ鼻化、そしてやや赤みの強いイエローなどなど、細かい違いはありますが……(^^;
ただ、やはり車体の老朽化がそれなりに進んでいるためか、車体のあちこちから塗装が剥げ落ちたりしていまして、一応ワンマン化改造を受けてダイヤ改正後も生き残っているものの、今後予断を許さない車両のひとつであることは確かでしょうね……。
ともあれ、今回のダイヤ改正の結果、全国で日常的に運用に入りうるキハ30・35一族は、何と両手で数えられる程度まで激減してしまいました……(常総線で4両?、久留里線3両、会津鉄道自走式トロッコ1両)。考えてみれば、103系以上に絶滅危惧車両になってしまったんですねぇ……(泣)。昔「ボロい」とぼやきつつも通勤・通学や旅のお供であったキハ30・35、その味わいをもう一度かみしめてみたいという奇特な方 (もちろん私もです) は、お急ぎになる必要がありそうです。もっとも、常総線を訪れたからといって、必ず動いているわけではありませんが……(久留里線も然り。私が行くといつもキハ30は木更津機関区の中……T_T)。