地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

小田急10000形も長電へ!

2005-08-05 00:25:00 | 地方民鉄 (甲信)


 かねてから噂されていた小田急ロマンスカー10000形の長野電鉄譲渡ですが、ついに小田急からのプレスリリースがあったようです! 
 いや~先日の東急8500系に続いて、ここのところ長野電鉄は神奈川県在住私鉄ファンの心をくすぐる施策をやってくれるものですね! 一時長野電鉄は2000系の老朽廃車とともに特急の運行を取りやめる計画を立てていたそうですが、やはり少しでも小布施・志賀高原観光の付加価値を上げておきたい手前、車齢がそれほど古くない観光用特急車の余剰=滅多にない超掘り出し物の出現に対して指をくわえて見ているわけには行かなかったのでしょう。
 まずは来年秋からの本格運行とのことで、今年の冬は元東急8500系と2000系特急車との競演、そして来年秋以降は小田急&東急の競演が見られるとなりますと、自ずと長野通いの回数が増えてしまいそうです (^^;)。
 編成数はとりあえず2編成とのことで、多分検査入場時は富士急の「フジサン特急」と同じように、特急の2運用のうち1運用を一般車による代走 (料金なし) にするのでしょう。それでも100円増しで10000形に乗れるのであれば、私なら率先して代走車よりも10000形を選びますけど……(笑)。
 今後の興味深い問題として、(1) 形式名 (2) 就役後の信州中野~湯田中間の停車駅がどうなるか (3) 湯田中のプチ・スイッチバックが今後も見られるか (4) 塗装はどうなるか……といった点が挙げられるでしょうか。このうち (4) については、4両短編成化後も当面現在の塗装を維持するそうです (とりあえず「楓の湯」ステッカーは止めて欲しい^^;)。いっぽう (2) については、現在の2000系と全く同じ使い方をするのか、それとも10000形にグレードアップする以上、末端部で各駅停車にするのはちょっと釣り合わないということで通過扱い (=昼間の湯田中各停復活) にするのか、気になるところです。多分、客の少なさから言って現状維持しそうですけど……。
 ともあれ、2000系の引退は大変残念ですが、こちらの活躍も早く見てみたいものです。というわけで、随分と気の早い話ですけど、さっそく夜間瀬・上条付近の車窓大パノラマと小田急10000形をコラージュで組み合わせて予想イメージを作ってみました (爆)。どうぞご笑覧下さい。架線がないのは、あくまでやっつけ仕事のコラージュによる 「イメージ」 だということで……(^^;)。とはいえ、恐らく実際の走行シーンもこれに近いものになるでしょうから、非常に期待できますね (^^