
路線も編成も短い「短&短路線」シリーズの二カ所目は東武亀戸線。曳舟から亀戸まで、「下町の中の下町」という雰囲気の墨東地区における気軽な足として、かつ東武~総武連絡の足として、日々の~んびりと走っています。車種的には、8000系2連の指定席であることが亀戸線の印象を非常に地味なものにしているような気もしますが、いつかは8000系も引退して10000系になるでしょうから、記録がてら乗って撮るのも思い立った今が吉日 (ムリな説明……^^;)。2編成が10分間隔で機織り運用していますので、短時間でなかなか濃密なプチ散歩が出来ること請け合いだと思います。
では具体的にどのように撮り鉄散歩するかですが、亀戸線は僅か3.4kmの路線をノロノロと走り、あちこちに踏切もありますので、太陽の向きと、ロケハンで気に入った場所次第でいくらでもアングルを選択できそうな雰囲気 (^^)。ただ、個人的に一番撮りやすいなぁと思ったのは、亀戸~亀戸水神間です。総武線の亀戸駅北口を出て右にラ○ホ街を歩いて行くと (爆)、如何にも撮りやすそうな踏切が至るところに……。しかも急カーブの存在ゆえに列車のスピードも遅めです。上の画像のように、逆行ながらもバックに越中島貨物線を入れてみたり、下の画像のように街並みをバックにアウトカーブで……と、よりどりみどりです (^^)。一つだけ恐ろしいのは、電車が亀戸駅を発車した時点では一番亀戸駅に近い踏切が閉まっておらず、通過直前にユルユルと遮断機が下りてくることでしょうか。列車のスピードが遅いからこそ可能な展開ですが……(^^;;;;)。
こんな感じでワンマン8000系散歩を楽しめるのが亀戸線ですが、同時にこの近辺は『日○カメラ』『○サヒカメラ』に載っているような下町フォトスナップを楽しんでみたい方にもオススメです (今度はモノクロフィルム持って来よう……と思う私でした)。
ちなみに、都内にあるもうひとつの東武「短&短路線」として、西新井から大師線が走っておりますが、全線高架で撮っても絵になりにくいので紹介は省略します (^^;;)。大師前駅が無人であるため、西新井駅の大師線乗り場がイコール大師前駅改札であり、西新井で電車に乗るときには既に切符がない (またはパスネット精算済み) という、他では味わえない面白みがありますけど……。あ、もちろん、西新井大師とその門前町の雰囲気も良いです。川崎大師のように駅から延々と徒歩を強いられるわけでもありませんし……(^^