いよいよ間近に迫った東武伊勢崎・日光線ダイヤ大変革における重大トピックスのひとつとして、列車種別の大幅な変更によって8000系 (及び10000系) と「準急」表示の組み合わせが見られなくなることは忘れるわけには行きません。勿論、３月18日以後も8000系は浅草まで入線するわけですが、普通列車以外の場合には「区間急行」「区間準急」と必ず「区間」の２文字が入り、「区間」が入らない種別は半蔵門線直通列車にその座を明け渡してしまいますので……。長らく、伊勢崎・日光線で一番メジャーな列車といえば8000系の準急であったことを考えれば、これもまた時代の移り変わりを痛感させます。当たり前すぎた存在が突然なくなるその瞬間まで、残り時間はごくわずか……！
というわけで、機会を見つけては伊勢崎線で撮り鉄してきた私ですが (^^;)、中でも一番過渡期的な雰囲気をプンプンと振りまきながらやって来たのは、800・850系による準急でしょうか。昨年に３両固定編成化・改番を受けて、とりあえず他の8000系と同じ運用に入れられて以来約数ヶ月、間もなく館林以北のワンマン運転専用車に転じ、浅草まで入線することはなくなると思われますので、たとえLED表示がはっきりと写っていない……という不満はあるにしても (TT)、貴重な記録であることには違いなさそうです。