地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東武・過渡期の区間快速【会津高原】ゆき

2006-03-19 17:56:24 | 大手民鉄 (東武)


 東急8500系の久喜行きを撮るべく伊勢崎線を北上し、トブコの上りホームで待ち構えていたところ、浅草発15:50の区間快速・東武日光&会津高原尾瀬口行きが入線して来ました。昨日駅撮り態勢に入っていたときにやって来た新種別・区間快速はこれが最初でしたので、「区間快速……ここトブコから各駅停車とはあんまりな話だけど、水色地に白字の種別幕は結構シブいかもなぁ……」と思ってしまいました (^^;)。
 これだけでしたら、今後の日常的な光景に初めて触れたというだけですが、さらによく見てみると、何と浅草寄りの先頭車が前パンで (^o^ →前パン6050系ファンの方、ご参考ください。まぁ、今は運用激変過程の真っ直中と思われ、落ち着いたらどうなるか分かりませんが ^^;)、しかも行先幕の交換が間に合わなかったためか、行先が新駅名の「会津高原尾瀬口」ではなく「会津高原」のまま……!! 
 そこで、これはもう過渡期の珍現象だ!というわけで、横に停車している8000系区間準急とからめて、思い切り気合いの入った撮影となったことは言うまでもありません (^^

 まあもっとも、改称された会津高原尾瀬口駅を利用するのは、もっぱら尾瀬や会津駒ヶ岳に入山する山屋サン、それに檜枝岐などの秘湯につかりに行く温泉党、あるいは「スノーパル23:55」利用の人々くらいのものでしょう。「尾瀬口」の三文字があろうとなかろうと、こういうワケ知りな人種が「あれ?会津高原尾瀬口行きじゃないの?」迷うとはとても思えませんので、敢えて交換する必要はなさそうだ……というのが率直なところです (笑)。
 もちろん、いきなり国鉄会津線時代の駅名「会津滝ノ原」に戻したとしたら、かなりの混乱が起きそうですが (でもそんな幕を見てみたい ^^;;;;)。

 それにしても、ダイヤが激変した東武本線系を訪れて改めて痛感するのは、「区間」の二文字が増えたなぁ……ということです。特に、普通とごく少数の快速を除けば、地上専用車の全ての列車が「区間」の2文字を冠した種別で走っていますので、昨日も触れました通り、 半直急行・準急がバリバリの主役となっているのに対し、本来の東武電車が継子扱いを受けているような……そんな感じです。
 やはり、まだダイヤ激変直後ということもあってか、準急と快速が並んでいる方が東武本線系としてはしっくり来るんですよね (^^;)。