前に京成3200・3300形の話題を扱った際、京急旧1000形を見かける回数も減った……と記しましたが、特に最近は京急の普通車運用もかなりの程度快特運用とセットになっていることが多く (普通として浦賀&新逗子に向かった後、金沢文庫まで普通→文庫から快特の羽田行または増結車に。またはその逆)、純粋に品川・川崎←→浦賀・新逗子間を普通車として往復する6連の運用も、その大部分を占めているのは800形ですので、自ずと旧1000形の出番は少ないことになります (-_-)。その少数派になりつつある旧1000形の普通車も、昼間の半分は川崎で折り返すわけで……。その結果、特に昼間の川崎以北において、旧1000形は1時間に1~2本やって来るか来ないかという、かつての京急を知るものにとってはまさに信じられない事態となっているのです……(ToT)。
しかし、単に悲しんでいるだけでは、辛うじてやってくる最後のチャンスを逃してしまうことにもなりますので、以前北総7000を撮影したついでに、新馬場駅で旧1000形を待ち構えてみました。ここはバックの高層ビル街との組み合わせがなかなか絶品なだけでなく、普通車が対向列車にカブられる確率も高くないので、割と撮りやすいところだと思います (^^)。北総車は思い切りカブられることがしばしばですが……
それにしても、片開き扉の旧1000形とこの景観との組み合わせの妙! 高度成長時代のスターである1000形も、登場時はまさかこんな風景の中を走るとは思わなかったでしょう!