地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

ひたちなか海浜鉄道1周年 (2) キハ205先頭編

2009-05-01 07:02:00 | 地方民鉄 (関東北東部)


 今回のひたちなか線訪問の最大のお目当ては言うまでもなく旧型DCの3重連でしたが、終日3重連をするはずもなく、混雑状況により臨機応変に増解結で調整する旨が予告されていました。では、いつ頃3連になるのか……ですが、2年前・茨交時代の3連運転といえば、13~14時台に那珂湊→阿字ヶ浦→勝田→那珂湊を走る正味1往復のみ。というわけで、今回も多分午後の人出のピークに合わせて3連となり、それまでは単行→11時ごろから2連という感じでだんだん編成が長くなって行くのだろうと予想。実際、常磐線から8:48発の阿字ヶ浦行きに乗り換えますと、単行キハ3710の座席がだいたい埋まる程度の乗車率。そこで「まぁイベント運転といってもこんなもんだよなぁ~。昨年に比べれば相当燃料代が安くなったとはいえ、もったいない精神というのものもある。午後のピークを除けば、ある程度の立ち客を出しながらの2連がメインとなるのだろう」と思いまして、中根で下車後はとりあえず単行の撮影に専念するつもりでカメラを構えてみました。
 しかし……踏切が鳴って、東関東道ガードの奥から姿を現した旧型DCは……ぬぅぅわんと!朝9時台ののっけから3重連!!\(^O^)/v(^O^)v



 というわけで、朝っぱらから早くも撮影はヒートアップ! まさに早起きは三文の得の世界! 4時に起床して来た甲斐があったというものです……(笑)。静かな中根駅の周囲に「グロロロロ……」とデンジャラスな三重奏を残して3連が走り去って行く光景を遠目に眺めたあとは、30分後により順光になるスポットを求めて、カーブの先・那珂湊寄りにある水田ゾーンに移動。待つことしばし……湧き上がるような新緑の里山をバックに、キハ205以下3連が迫ってきました! (1枚目の画像)) いや~良い眺めですなぁ……。
 シャッターを切り終えた後、目の前の踏切を走り去る3連のサイドヴューを眺めたところ、ををっ!この時間で既に全てのボックスが1~3人程度の客で埋まっている……。それもそのはず、那珂湊駅のイベントは午前10時過ぎからの開始だったほか、スタンプラリーも実施されるということで、新聞などでイベント情報を知った地元の皆様が午前9時台から三々五々集まり、それに対応するべく早くから3連とするのは自然な成り行きだったのでした。最初に勝田行きが3連で姿を現した時点では、「いくら1周年の祭りだからと言っても、さすがにこれはサービス良すぎでは?」と思ったのですが、いやはや、私の思いこみが浅薄でした (笑)。
 こんな感じで華々しく (?) 始まった3連運行、その後は金上~中根間の築堤ゾーンを快走する魅惑のシーンを無事撮影! 思い出してもみれば、朱色+クリーム国鉄色のキハ205 (国鉄→水臨を経て入線) が走っているシーンを撮影したのも久しぶりでしたので (^^;)、なおさら大満足なのでありました♪