今回の広瀬川原訪問、心の中での主役は復活小豆ベージュ塗装の1000系が乗っ取ってしまったわけですが (笑)、もちろん7000系の撮影にも気合いを入れていることは申すまでもございません! そこで、まずは朝8時台に熊谷入りしたのち、熊谷の留置線に既に7000系が置かれていればそれに注力し、まだの場合は沿線で回送スジを狙うという方針を立てたところ……早くも熊谷駅に2編成が集結してHMを取り付けた姿となっていたことからさっそく撮影開始! このうち、ホームの脇に留置されていた7002Fは「回送」を表示していたのですが (まさか、後でこの編成が寄居まで回送されることになるとは夢にも思わざりけり。後でウグイス1009Fが定期運用で羽生行きとなっているところを目にしたことから、「あちゃー、1000系の臨時列車兼展示編成はウグイスではなく他の色か……」と思ったのですが、1009Fは熊谷で臨時の車両交換ののち2本目の熊谷発臨時列車に。いやはや、ホントに読めない展開で泡を吹きまくり @_@)、構内のはずれに留置されていた7001Fは、ななんと何と!「広瀬川原」を表示しているではないですか……!! 朝っぱらからぶっ飛びつつも、このシーンは是非決めなければ……ということで、一般旅客立ち入り可エリアのギリギリから超望遠で激写したのでした (*^^*)。
広瀬川原行き7001Fの単独姿につきましては、会場到着後にもう1カット撮影~。本来手前に写り込んでいるロープや乗降ステップにつきましては、必死のレタッチで辛うじて消しておりますので悪しからず(作業は困難を極め、破綻気味なのがありありと分かるのですが……-_-;)。出来ればロープの影響のない至近距離で編成写真を撮影出来れば良かったのですが……寄居からの臨時列車到着時に車両の手前が通り道となった際にも、係員氏の「混乱しますので撮影の方は前へ出ないで下さい~」という指示に従わざるを得ず (→寄居からの列車に乗って下車するついでに撮影出来た人の勝ち)、結局レタッチの苦労を経てようやく「広瀬川原行きの勇姿@広瀬川原」を得たのでした (苦笑)。
それはさておき、1年に1回のイベントだけのためにこのような表示を可能にしてあるとは……秩父鉄道の気合いの入り方も違いますね (^^;)。とくに、こういう裏技が好きな関係者の方がおられるのでしょう! マニアックなサービス精神に敬礼!! (^^) あるいはひょっとすると、秩父鉄道の全駅が表示可能だったりして……。確か臨時列車の名目上の終着駅だったこともある浦山口あたりは是非見てみたいものです (笑)。さらには、武州原谷や三ヶ尻といった貨物駅、そして廃線となって久しい武甲線 (貨物線) の武甲も表示可能だとしたら夢のようですね (爆)。
ちなみに個人的な予想では、来年の広瀬川原まつりの主役は小豆ベージュ・黄+茶帯・白+青赤帯の「標準塗装三代揃い」となりそうな気がしております。それに伴い、熊谷・寄居からの臨時列車も1000系で運転されると思われますので、7000系の広瀬川原行き表示は早くても2年後までお預けとなるのでしょうか。「1年に1回だけ」といえば、某学校の専用運動場前に臨時停車するえち鉄の事例を思い出しますが (一般客は下車不可とか)、7000系の広瀬川原表示はこれと同じく超マニアックな世界だなぁ……と (^^;)。