このたび京都に出張しまして(最近1~2ヶ月に1回の恒例)、ついでにちょいと撮り鉄もしましたので、インフルエンザ禍に悩む関西私鉄を最新の画像で支援しようと思ったのですが (そんなんで支援と言えますかいな ^^;;)、レタッチはこれから (^_^;)。そこで、早いもので2ヶ月前となってしまった関西出張&阪神なんば線開業ついで・和歌山撮り鉄シリーズの続きです (関西線ウグイスときたら次は阪和&紀勢線だろうというのもあります ^^;)
田井ノ瀬から和歌山駅に戻ってきたあとは、紀勢線ホームにある立ち食い蕎麦屋で和歌山ラーメンを賞味。「まぁ400円だし、味はこんなものかな……駅のホームで醤油豚骨を味わうというのは、余り他では経験出来ないことかも」という感じで小腹を満たした後は、目の前に入線したオーシャン色117系に乗って一駅だけ移動しまして、宮前駅での撮り鉄開始~♪
紀勢線(「きのくに線」という最近の後付け名称はヨソ者には馴染めない……^^;) といえば、一般的には「オーシャンアロー」や「くろしお」が最も注目を集めるところでしょうが、私が今回最も期待していたのは阪和快速色の113系!! 最近のJRWは113系を更新するついでにどんどん没個性的なカフェオレに塗り替えてしまっておりますので、消滅して撮りそびれる前にきっちり記録しておかねば……と思っておりました。しかし、2~3年前に一時的な転配続きの影響で出現した日根野区113系の塗装カオス状態も収束してしまったといわれる今、来る列車がカフェオレばかりであるとしてもおかしくなく、行き当たりばったりの訪問はまさにギャンブル……。そんな中、さほど待たずにさっそく阪和快速色の御登場!!\(^O^)/ 後追いだろうが何だろうが関係なく、超順光で完璧に撮影してガッツポーズ!
一方こちらのカットは、すぐに和歌山から折り返して来た阪和快速編成を踏切の反対側から撮ったシーン。午後の遅い時間か曇り日であれば……と思うのですが、まあ仕方がありません。レタッチで側面を明るくするのに苦労しました (^^;
こんな感じで阪和快速色を楽しんだ後は……来る113系はどれもカフェオレ (-_-;)。1往復だけ姿を現したオーシャン色117系も、シャッターを切るタイミングをイマイチ間違えてしまいましたので、とりあえずアップは省略です (汗)。
ちなみに、この日は和歌山へ向かう途中、何と阪和快速色8連の天王寺行きという激レアな光景に遭遇……。のうのうと着席せず「かぶりつき」をしていたとすれば、私が乗っていた和歌山行きの和泉砂川駅停車時間中に入線して来たこの8連を緊急激写できたはずなのですが……ふだん「かぶりつき」趣味を実践しているわけでもなく、後悔先に立たず (苦笑)。
何はともあれ、国鉄時代から引き継がれた阪和快速色……カフェオレや221・223系のピンと来ない塗装・帯テープと比べますと、本当に鮮やかに路線の個性を主張していますね……(*^^*)。105・117系のオーシャン色 (また改めて撮り貯める計画を立てなければ! ^^;) ともども、是非今後も長く続いて欲しい塗装ではあります。阪和快速色の兄弟塗装である関西快速色が失われたのは本当に惜しいことです……。
ちなみに、TOMIXからこの夏に限定品として阪和快速色113系2000番台が発売されますが、この撮影の興奮冷めやらぬ私も思わず予約してしまいました (笑)。
余談ですが、和歌山県内でICOCAが使えるのは和歌山以北の阪和線のみであることから、何も知らずに宮前でICOCAで降りようとしていたリクルートスーツ姿の女子大生が車掌とすったもんだ。数分停車で大幅な遅延が発生しておりました (滝汗)。住宅街にある宮前駅、結構乗降もあるようなのですが……無人駅。思い出してもみれば、かつて運行されていた客車列車は宮前通過でありました (^^;
そこでさらに考えてもみれば、和歌山から5方向に延びる鉄道路線は、和歌山駅の隣駅がすべて無人駅……。そんな県庁所在地駅って他になかなかないのでは……(汗)。