
昨晩遅くに帰宅して、眠気を覚えながらもネット散歩をしていたところ……ついにこの時が来ることになったか!ということで眠気も吹っ飛び……。『北海道新聞』が伝えるところによりますと、JR札沼線のうち桑園~あいの里教育大間が数年後を目途に電化され、行く行くは末端の超ローカル区間を除いて電化のはこびとなったとのこと。その財源の一部としては、景気対策の柱としてドドーンと巨額が打ち出された国の補正予算から支出されるようで、私が関わっている商売でも今度の補正予算の波及効果のごく僅かなおこぼれに与るかどうか云々という話が出ておりますので、莫大な借金をしてでも大規模なインフラ投資を一気に推進して内需拡大を図ろうという政府の意図はとりあえず本気らしい……と感じます。
まぁそれがホントに効果が出るのかどうかは一概には言えないでしょうが、とにもかくにも沿線の宅地開発とともに一部複線化・5or6連頻繁運転化が実施され、年々混雑の度合いを増している札沼線利用者の皆様にとって、この計画は間違いなく福音となるのでしょう(個人的には「学園都市線」という、後から取って付けた通称は未だに馴染めないんだよなぁ……と。片町線が「学研都市線」とされているのも然り。こんな、一体どこを走っているのかよく分からない路線名は東急の田都だけで十分であります。→所詮はヨソ者の戯れ言 ^^;;;)

ともあれ、札沼線が電化されるとなると、気になるのは使用される車両。あくまで趣味的視点だけに基づいて個人的に激しく妄想しているのは、現存する711系の大集結→効率的に撮りまくり♪という展開ですが、それは間違いなくあり得ないので却下 (爆)。フツーに731系やその増備バージョンの集中投入でしょうか……。その結果、現在の主力であるキハ141系列がどのような運命をたどるかも大いに気になるところですが、DC化される前の51系客車として誕生したのが今からちょうど30年前。問答無用で全車廃車の道をたどってしまうのでしょう (T_T)。客車列車の激減期には、50系って全然新しいのに何故どんどんつぶしてしまうのか……と嘆いたものですが、それすらも既に10数年前の話となってしまい、極寒の北海道でいつの間にか約30年間走っていれば当然老朽化が進むのも道理。むしろ、DC化によって50系列客車の中でも格段に長寿を保ったことを喜ぶべきなのかも知れません……。
というわけで、急行運用を失ってロングシートに改造されたキハ40 1300番台ともども、今のうちに記録に励みたいなぁと思っています。前回札幌を訪れたのは2年前の夏ですので、またそろそろ夏の北海道に行きたくなってきました……(笑)。
あと、北海道型のN模型ラインナップを誇るマイクロエースには、キハ141系列の模型化を是非期待したいところであります (笑)。朝の6連を再現するセットなんて出ようものなら……もうすぐ出る711系と並べて垂涎ものです (^^;)。
そういえば、キハ141系列は廃車となってもつぶされずに、多分川崎港に珍客としてやって来そうな気も……。と申しますのも、車齢30年・機関20年という程度であれば、日本製中古DC・バス天国の観を呈しているビルマ (ミャンマー) が黙って見過ごすはずはないからです。しかしビルマといえば、チャイナの威を借る軍政……。ただでさえ鉄道撮影には制約がきついだけでなく、一部のDCは外国人立入禁止の新首都ネーピードーにおける通勤輸送用となっているなんて……全く困ったことです。(時間があれば是非行きたいと画策してはいるのですが、やっぱ先にインドネシアやタイだよなぁ……と ^^;)。