地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秩父鉄道広瀬川原・緑と黄色の新旧並び

2009-05-19 10:07:00 | 地方民鉄 (秩父)


 既にネット上に画像があふれておりますので、何を今さら……という感じですが、広瀬川原イベントにおける最大のお楽しみ (だったはず→小豆ベージュ1000系が乗っ取り ^^;) の7000系とウグイス1009Fの並びをアップしてみましょう。
 広瀬川原構内のあちこちに並べられた展示車両や廃車体、それに怪しい仮台車の類を撮りまくり、トラバーサに乗って楽しんだ後は、いよいよ7000系×2と1009Fが並ぶぞ……ということで、臨時列車乗客用出口 (?) に張られた規制ロープの前で「このロープが取り払われて撮影会が始まるのは今か今か……」と待ち構えていたのですが、結局このロープがなくなることはなく、かなり引いた位置にある別のロープの位置から望遠レンズ中心で撮影することに。「何ぁ~んだ……『秩父鉄道ニュース』で予告されていた会場案内では、臨時列車乗降口あたりの寄れる位置が撮影会場として示されているではないか。こんなことなら、最初から引いた位置で構えていれば、待たされている間の無駄な時間を浪費することもなかったのに……都内に戻る時間も迫っているのでこれは心臓に悪いなぁ」とブツブツ (-_-;)。



 というわけで、7000系と1009Fの注目の並びシーン撮影は出遅れてしまい、殺到する撮り鉄集団の中で揉みくちゃ気味になりながらも (ただ、東武の南栗橋イベントと同様に決して混乱は起こらず、順番を守って撮ったらすぐ脇に出るというルールが守られていました。さすが私鉄イベントは平和ですね ^_^)、何とか撮るべきカットを押さえたので一安心。長瀞行という、普段は西武4000系が表示するのみの行先表示 (そういえば西武4000系の長瀞行、まだ撮ったことない……^^;) に歓喜したと思ったら、今度は7001Fが「広瀬川原」ではなく「展示列車」を表示している……(汗)。この7000系の行先LED表示って、オレンジ一色ではなくグリーンでも表示可能なのですなぁ……。芸が細かいのは正面のグラデーション帯や車内の英語放送だけではなかったようです。「展示列車」の他には果たしてどのようなレア表示が隠されているのでしょうか?!
 それはさておき、長津田工場で8609F改め7000系×2に貼られた緑+黄色グラデーション帯を初めて目にした瞬間「ウグイス1009Fにわざわざ黄帯を巻いて、遠くの関西線テイストにしたのは、ひょっとすると7000系カラーリングのお試しとしての意味があったのかも知れない」と思ったものですが、いざこうして並んでいるところを眺めてみますと、やっぱりそのような意図があるのかもなぁ……と思えて仕方がないですね (笑)。
 こんな感じで楽しんだ後は、11時45分頃に広瀬川原を後にしたのですが……その頃には「一通り撮るものは撮った」という方が多かったためか、あるいは昼食どきとなったためか、あれほど人多過ぎだった撮影会場はかなりスカスカ気味に……(汗)。「あ~あ、午後からの仕事さえなければもっとゆっくり楽しめたのに……広瀬川原イベントは開場&臨時列車到着後のカオスが一段落する昼頃からがベストアワーだな」という教訓をかみしめながら都内へ戻ったのでした。