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ここしばらく、東急テクノシステムでの地方向け譲渡改造が一段落していたことに加え、GWの前後は出退勤ついでに恩田に寄るという行動パターンをとる機会もなかったことから、恩田ウォッチも少々ご無沙汰となっていたのですが、昨日は久しぶりに時間を確保し、退勤ついでの恩田見物を決め込んでみました。
今回のお目当ては、テクノシステム内でゴソゴソと改造が行われていた9002Fのその後の状況を観察することに加え、既にネット各所で臨時の入場か廃車か諸説紛々な8091Fがどうなっているのかを確認することでしたが、こどもの国線の電車が恩田の構内にさしかかるや……そんな当初の目的は完全にどこへやら、感動と驚きの光景が目の前に広がっているではありませんか! 今年1月のアント導入以来完全に失職し、長らく無架線地帯の廃車候補車コーナーに放置されていたデワ3043・デキ3021・ED301が揃いも揃って、眺めやすい位置=改造待ち&改造中車両の待機コーナーに引き出されているという……(^O^)。
そこでまずは線路と川のあいだの遊歩道に向かいまして、柵の外から超望遠撮影! (1枚目……35mmフルサイズ換算480mmで撮影後、大幅にトリミング) その後は構内を見下ろす公道からED301先頭で編成写真 (?) を撮影! 現役当時は2両連結で留置されていたことはあっても、結局3両連結状態は目にしたことがなかったことから、長きにわたって長津田工場の黒子役として地味に活躍を続けた3両の旧入換車が最後に (?) 魅せた3重連状態にすっかり魅了され、撮影後もしばし神々しい光景を眺め続けてしまったのでした……。まぁホントは、9002Fが長津田工場側に移された結果空っぽになったテクノシステムの屋内に、アントが別の車両を押し込まないかどうか待っていただけなのですが (笑)。
それにしても……この3両はアントに職を奪われて既に御用済みである以上、廃車候補車コーナーからダイレクトに工場内に取り込まれて解体、あるいはトレーラーに移されて陸送のうえ解体……という運命をたどってもおかしくありません (-_-;)。しかし、そうならずに敢えてこれほど眺めやすい位置に並べられているあたり、個人的には長津田工場のファンに対するサービス精神を感じずにはいられないわけです……。そんなご厚情に対し、こんなブログの場ではありますが、心より謝意を表したく存じます。(実際には、単に8091Fの留置場所確保のために移動させたに過ぎず、ファンサービスは特に考えていないというのが真相? ^^;)。
3両の今後は、果たして解体か保存か……引き続き気になりますね。
クハ9102の正面下回りがだいぶキレイになっていますが、果たしてどのような改造をしたのでしょうか? そして、空っぽの表示器まわりは、今後果たして幕を戻すのか、それともLEDになるのか……。
いっぽうの8091Fは、きょう入場した3009Fが速攻で工場内に取り込まれたのとは対照的に、無架線地帯に留置された状態ですので、恐らく通常の入場とは異なる目的で恩田入りしているのでしょう。そして、デハ8491・8292が抜かれ、8091+8192+8092の状態で留置中。わざわざ両端を先頭車にした3連を組んでいるということは……まさか伊豆急向けに電装化されたクハと同じく、先頭車のうちどちらかを電装して地方私鉄に持って行く可能性もゼロではない……?? 全車廃車にするのであれば、手の込んだ (?) 中間車抜き取りをしないと思われるわけで……。しかし8090系は超軽量車。そのクハともなれば、果たして電装化に対応出来るほど十分な強度の台枠を備えているのでしょうか?? 考えれば考えるほど頭の中が……(^^;)。取りあえず今後、もし実際にテクノシステムに取り込まれれば地方譲渡は間違いないでしょうが、現段階では以上の駄文はあくまで状況判断による妄想に過ぎませんので悪しからず (笑)。