地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

消えゆく白カフェオレ・広島支社塗装変更

2009-12-11 00:38:00 | 国鉄型車両


 JRW公式HPによりますと、ななんと何と……現在さまざまな塗装を施して運行されている所有車両を、それぞれの地域ごとに統一された塗装に改める旨が表明されているではありませんか……。そして、その嚆矢として広島支社の一般向け電車(全て国鉄型車両!) を黄色一色に、DCをタラコ色に塗り替えるとのこと! 詳しくは公式HPのPDFファイルをご覧頂くとして……DCにつきましては期せずしてキハ40系列登場時のタラコ塗装復活となるわけですが、電車につきましては103系を除けば全く意外な組み合わせ……(@o@)。どう考えても塗装変更の手間とコストを省くためとしか思えません。うーん。不祥事続きのJRW、塗装費用を端折るほど屋台骨は宜しくないのだろうか……と何となく思う次第です。個人的には、何故瀬戸内色ではダメなのか……せめて青帯でも入れて福塩線105系のようにしてくれればなぁ~~……と (^^;;)。もっとも、これは「こんぴらさん」塗装の車両から「○金マーク」と「しあわせさん、こんぴらさん」のロゴを取っただけだと思えば良いのかも知れません (笑)。



 なお、JRW公式HPの記述からして、他の支社でも今後塗装変更宣言がなされるとしても不思議ではないのでしょう(気動車はJRW全体でタラコとするようです)。岡山はマスカット一色とか……(爆)。今は無き103系マスカット塗装(ライン入り)の復活であれば良いのですが……。
 そうなると、最早鋼製車が走り続ける限りカフェオレの天下なのではないかとすら思えた山陽線筋でも、今後過渡期の光景が展開することになりそうですね。個人的には、旧広島シティ色を追放し、瀬戸内色の存在感を薄め、まさに我が世の春を謳歌しているかに見えた広島バージョンの白カフェオレ(とゆー呼び方で宜しいのでしょうか? ^^;) に、これほど早く退場勧告がなされるとは予想すらしておりませんでした。出張撮り鉄の際、白いカフェオレが現れる度に「ちぇっつまらん。瀬戸内色で来いよ……」とつぶやいたものですが (爆)、それでも何のかの言って「来れば撮る」という方針を貫いておいて正解でした。
 それにしても……国鉄時代からの窓を残した車両には、系列を問わず取りあえず黄色も馴染むのだろうと思いますが、JRW風の丸みを帯びた新窓に改造された車両の場合、う~ん似合わなさそう……。