
昨日は横浜市内の某所にて、濃いぃ臨海鉄道・専用線大好き人間数名による忘年会が開催されまして、私も日頃の憂さを忘れてあれやこれやの話題に興じさせて頂きました(^O^)。幹事役のあまのじゃく様をはじめ参加者の皆様、楽しい時間をどうもありがとうございました~m(^^)m
席上での話題のひとつは、当然のことながら地元を走る神奈川臨海鉄道。とくに、根岸駅から精油所の北を回り込むように横浜港へと延びている本牧線はこのたび40周年を迎えたということで、宴会は一応その祝賀を兼ねていた (?) のですが、国際埠頭線(正式には横浜本牧駅の構外側線)という激しく濃過ぎる空間が活きていた数年前までの本牧線を撮りまくった者にとっては、やはり一抹の寂しさを拭えない40周年であることも事実。さらに付け加えますと……むかしの横浜本牧駅には穀物ホキや車載車ク5000なども盛んに入線し、それはそれは繁華を極めていたことが思い出されます。幼い頃、根岸に住んでいる親戚の家を訪ねるたびに不動下バス停近くの公園のジャングルジムに登り、「闘争勝利!」「スト権スト貫徹」といったビラが貼られたEF15 (汗) に牽引された貨物列車が、小豆ベージュの旧塗装をまとった神奈臨DD55へと継走されて行くのを眺めたものです(残念ながら横浜本牧駅には連れて行ってもらっていないのですが、親も親戚も非鉄ですので、そんな濃いぃスポットのことなど知らないといふ……-_-;)。
というわけで、40年間の変化の激しさを改めて痛感しますが、時代の流れに柔軟に対応して生き延びてきたこともまた本牧線の興味深さでしょうか。

そんな本牧線は現在のところDD5514・DD601によって担われ(2~3年本牧でのお勤めをすると、塩浜機関区の別のDLと差し替えられます)、どちらかが1日の仕業を担当していますが、先月下旬からこの2台に40周年記念HMが取り付けられた!ということで、かなりんファンの血は自ずと熱くたぎらずにはいられません(笑)。個人的な本牧線とのお付き合いは、国際埠頭線の休止以来めっきり頻度が落ちてしまい冷め気味だったのですが (^^;)、久々に「ヒマを見つけ次第何度でも足繁く通いたいぜベイベー!」という気分になったのでした(^^;)。
そこでまずは古株のDD5514から。思い出してもみれば、最近たまに本牧を訪問するとことごとくDD5514に当たり続けましたので、いささか撮り飽きたかの感が内心ありますが (爆)、同じ世代&同じ側面デザインの僚機であった12・13・15号機は既になく(12号機はインドネシアへ→そのうち要探訪。15号機は撮りにくさ地獄の東急車輌 -_-;)、かもめをイメージした旧塗装も今や少数派。というわけで、今回のHM姿は、そう遠くない将来に消える (?) 14号機と旧塗装の最後の晴れ姿なのだろう……と思いまして、気合いを入れて撮影した次第です(^O^)。
ただ問題は、前後で異なるデザインのHMが装着されており、撮影しやすい横浜本牧駅以北の区間では「黄色地+コキ」デザインのHMを撮ろうとすると必然的に逆光になるということ……。というわけで、薄曇りの日と怪社の休みがうまく重なるのを狙って激写成功!! 1枚目の画像と同じ大踏切で撮っているのですが、立ち位置によって荷役クレーン林立シーンと港湾関係者向けマンションシーンの両方を楽しめるのがミソ(*^^*)。これだから濃い貨物線はやめられません(笑)。