川崎港の西側にあたる埋立地に通じる神奈臨千鳥線は、日常的な貨物列車の運行は絶えて久しいにも関わらず、しっかりとしたレールと保安設備だけは残っており、定期的にレール磨きの単機DLが入線するという極めて特異な路線となっております。そんな超レア線の線路脇に立ち、来るか来ないか全く見当もつかないレール磨き列車を待つというのも、濃過ぎる路線を楽しむ趣味の醍醐味であるのかも知れませんが、結局のところ「来なければどうしようか」という不安が先に立ち、ついつい水江線への単機入線を撮影するするのもご無沙汰になってしまいます (汗)。折角ロケーション的には撮りやすい雰囲気で最高なのですが……。昨年、浜川崎地区の昭○○ェル石油製油所が閉鎖される予定が明るみに出たことに伴い、鉄道輸送出荷基地が同系製油所のある水江町に移転するのではないか？という予想 (ほとんど妄想？) を思い浮かべたものの、それが実現する気配も全くなく……(-_-;)。
というわけで、気がついてみれば水江線は昨年タキ併結運転を撮影して以来ご無沙汰となってしまいました (汗)。ところがどっこい、とある方から何故だかそういうタイミングで (？)、またまた「水江線でタキ併結運転が行われているのを目撃した」という情報を頂きまして、これは久しぶりに水江線を訪れる機会到来！ そこで、昨年撮影したタキ併結編成とだいたい同じスジでやって来るのだろうか？と思いまして、午前中で仕事が終わったある日、川崎駅から水江町行バスの客となってみたところ……バスを降りて待つことしばし、本当にDD5516がタキを併結してやって来たではありませんか！！ v(＊＾O＾＊)v
しかも今回は……OT青塗装のタキ43000！！！！ オールブルーな編成！！！！
一昨年は旧塗装DD5517＋JOT黒タキ、昨年は新塗装DD5516＋緑タキ1000米タンという組み合わせでしたので、毎年異なる編成構成を3パターン目撃したことになります ＼(^o^)／ いや～～レール磨きの単機もウヤとなってしまうことが珍しくない (？) 眠れる路線に、これほどマニアックな編成が入線するとは……。しかも、少々日をおいて同じ時間に改めて訪れてみたところ、そもそも単機すら現れませんでしたので (滝汗……まぁそれがコワくて貨物撮影など出来ません。笑)、なおさら夢幻のような出逢いだったことになります……。というわけで、目撃情報をお知らせ下さった方に改めて心より御礼申し上げます！！ m(＾＾)m