地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

祝!ひたちなか海浜鉄道仮復旧 (下) アニマル

2011-06-29 00:00:00 | 地方民鉄 (関東北東部)


 去る26日に敢行したひたちなか海浜鉄道仮復旧2日目の訪問は、勿論魅惑のローカル鉄道の復興を祝いたいという気持ちに基づいていたことは言うまでもありませんが、同時にもう一つの大きな誘因として、公式HPの「週末列車」案内コーナーに記載された運用車両にグッと来たためであることも否めません。何と……キハ3710-01+02という、ひたちなか新標準塗装車の重連で走るとは!! この重連、撮ろう撮ろうと思いつつ撮りそびれていたものですので、ここは一つ仮復旧祝賀と新塗装重連を掛け合わせることで意義深い訪問になるに違いない……ということで、代行バスを下車後ワクワクドキドキしながら中根駅界隈へ向かい、立ち位置を決めて露出とピントを合わせたのでした (笑)。しかし、いざ踏切が鳴って「さぁ来い!」と気合いを入れたまでは良かったものの、次の瞬間には「あれ……東水戸道のガード奥からやって来た車両のオデコがやけに青い……」ということで一気に顔面蒼白 (滝汗)。何と……2両のうち1両はキハ37100-03「アニマルトレイン」……(号泣)。



 勿論、公式HPの案内には「車両変更も有り得る」とありますし、まぁ仕方がないと言えば仕方がありませんが……。要はリベンジしなければならないということでしょうか。でもまぁミ○○カではなく、しかも期間限定の「中根」幕を出しての運行ということで、「これも記録」と思いつつフツーに撮影したのでした (^^;)。
 それにしても、幕に予め「中根」が用意されているとは……。基本的に行先の数が少ないからこそ、通常の行先としてまず想定していない途中の無人停留所駅の名前も非常用として刷り込んでおいたということなのでしょう。恐らく、来る7月3日から下旬まで終着駅となる平磯の幕も予め用意されていると思われ、したがって来月3日以降訪れればこれまた貴重な幕(及び旧型DCの場合サボ) を拝むことが出来ると想像されます。とは言え、中根幕にしても平磯幕にしてもあくまで非常用。来月下旬の全通後は、イベント時のお楽しみとして披露されるのを除いて未来永劫表示されないことが望ましいわけで、こうして中根幕を記録に残すのも最初で最後となることを願って止みません。