地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

ひたちなか超絶DC祭 (6) スカ色キハ222

2011-06-15 00:00:00 | 地方民鉄 (関東北東部)


 ひたちなか海浜鉄道公式HPにおきまして、かねてから予告されていた今月25日からの中根~那珂湊間仮復旧に関する詳細な内容がアップされましたが、注目の運行本数は午後に2往復……(^^;)。もともと中根駅の利用者数はお世辞にも多いとは言えないものと思われますが、最も地元利用者数が多いと思われる朝夕に各1往復するのではなく、遠来のファン以外誰も乗らなさそうな午後のみの運転というのは一見しますと奇妙な話ではあります。しかし、中根駅では文面上10分間の折返し時間が設定されていることを勘案してみますと、これは恐らく金上までのシークレット地固め運行 (金上で1分の折返し時間を含めればちょうど所要時間が10分) を織り込んだものなのだろう……と予想できます (^^;)。



 というわけで、魅惑のローカル鉄道が着実に復活への歩みを続けていることを喜びつつ、去る黄金週間の那珂湊イベントにて撮影した膨大なカットの中から、スカ色塗装が魅力的なキハ222をアップしてみましょう~。羽幌炭礦鉄道最後の生き残りであるキハ222は、木製の床がシブ過ぎる非冷房車ながらも平日ラッシュ時を中心に出番を得て活躍を続けて来ましたが、那珂湊イベントで訪れた際にはエンジンが不調だったようで自走出来ず、構内を移動する際にはキハ205にプッシュプルされていたものです。しかし、活性化コーディネイターさんのブログを拝見していたところ、その後修理が無事終了し自走出来るようになったとのことで、運行再開後(とくに秋以降)はこれまで通り活躍してくれることでしょう♪ 
 それにしても、仮復旧の際には果たしてどの車種が充当されるのでしょうか? まずは無難に軽い車両から……ということでキハ3710が走るのかも知れませんが、旧型DCも機関の調子を保ち重みで地固めをするために大抜擢されたりして……。まぁいずれにしても楽しみなことです。

※14日にアップしておりますが、15日付の記事とさせて頂きます。