地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急恩田通信・梅雨時のデヤ来訪編

2011-06-16 00:00:00 | 事業用車両


 田園都市線末端部での7107F試運転撮影の前には、約1ヶ月半ぶりに長津田工場の様子を見に行ってみたのですが、テクノで秩父向け (?) 改造中の8090系につきましては、クハ8088の帯が全て剥がされているのを除いて大して変化なし。むしろ思い切り眼を惹いたのは7901Fの入場、そして恐らくお供でやって来たデヤのパン上げ留置シーンでありました。田奈から横浜市営バスにちょこっと乗って徳恩寺前にて下車する直前、デヤ及びその手前の入換作業員氏の姿を車窓から確認し、「あっ!何かやってる!」ということで下車後恩田駅ホーム脇にダッシュ (^^;)。しかし残念ながら入換は終わってしまった模様……。あるいはデヤの入換ではなく、アントによって入場線に押し込まれた8636F・渋谷方5両の入換をやっていたのであればまぁ良いのですが (^^;;)。いっぽうデヤはパンタを上げ、本線への出発位置に停車したまま。そこで、しばらく待っていれば回送シーンを撮影出来るのではないか?と踏んで待ち構えてみたところ、予想が的中しました (*^O^*)。



 というわけで、本線へと合流するところを連写しまくったのち、速攻でズーミングして7901Fとの並びを激写!! VVVF化や事業用車化を経ているとはいえ、まだまだ7000・7200系の輝かしい時代が続いていることを雄弁に物語るカットに大満足ですね……v(^O^)v 右奥に見えるのが5050系ではなく、この直前に工場内へと取り込まれた8636Fの渋谷寄り車両であれば完璧だったのですが (^^;)。
 それにしても、大体どの鉄道会社においても新型車の増備時には旧い車両が廃車されるものと相場が決まっているように思われ、7107Fの甲種輸送・試運転というタイミングとほぼ時を同じくして7901Fが恩田に来ているのを眼にした瞬間、「7901Fは廃車か・・・長年どうもお疲れ様でした」と念じたものですが、高台からよく見てみますとどうも様子が異なり……何と通常の入場準備中! 屋根及びクーラーカバーは清められ、椅子にはビニールカバーがかけられていました……。そこで、7107Fの投入とともに廃車となるのは別の編成になるものと想像されますが、果たしてどうなるのでしょうか?

 【6/17追記】東急公式HPにて、来年3月に新型検測車が登場する旨を発表!! 現在のデヤの運命も残りあと数ヶ月ということになりそう・・・。廃車後は、恩田の非力なアントを補うべく、恩田入換車となってくれれば嬉しいですが……。