地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

ことでん開業100周年 (7) 1100形

2011-09-21 00:00:00 | 地方民鉄 (琴電)


 京王の中古といえば、去る5月に撮影した琴電1100形を忘れるわけには行きません。1100形といえば、登場時には何ともビミョーなデザイン感覚の産物「コトデンそごう色」を纏って登場し、この色がまさに琴電新時代の嚆矢となるはず……という目論見だったのだろうと思われますが、私が初めて琴電を訪れた2003年の時点でもとてもイケてる色とは思えず、ついにはコトデンそごうの経営悪化→琴電そのものの民事再生法適用によって「コトデンそごう色」も黒歴史に……。



 そこで1100形もまた経営再建とともに定められた路線別新塗装に身を包んで今日に至っていますが、やはりシンプルなツートンカラーは京王5000系のボディ及び厳つい分散クーラーとベストフィットですね♪ そして単独運用も良し、同じく関東の名車中の名車である京急1000形初期車あらため1080形と手を組んで走るも良し……(*^^*)。今後長期的にみて、車齢約50年となった1080形は少しずつ数を減らすようですが、いつまでも高松を訪れる度に残っていて欲しい情景です。
 ちなみに、5月の撮影では何と……1100形・オール広告無し4連という神々しい編成も走っていたのですが、そんな編成が来るときに限り油断をして瓦町駅南側の長尾線車両だまりの様子を見に行ってしまったという……嗚呼痛恨。1100形のうち1編成はとんでもなくド派手なラッピングを施されてしまっただけに、余りタマ数がない形式 (それでも4編成あれば立派か……^^;) のみで4連を組んでいる光景は絶対に逃したくないものですが……。こんなとき、自分の余りの浅はかさゆえ自己嫌悪に陥りがちになるのは私だけでしょうか (苦笑)。
 そういえば……8年前の琴電初訪問のあとは伊予鉄も訪れたのですが、伊予鉄は8年御無沙汰。というわけで伊予鉄700形も御無沙汰。どうしよう……(^^;