
うっかりしている間に昨年11月下旬の駿豆線・大場イベントから一ヶ月以上過ぎましたので、「いずっぱこ」も引き続きレタッチとアップに努めなければ (汗)。
大場イベントでの最大の目玉は言うまでもなく復活赤電の公開展示でしたが (そういえば未だ営業運転を撮りに行っていないなぁ……^^;)、車庫のスペースからして他に2~3本は展示されていることが予想されましたので、果たしてどの車種が抜擢されているのだろうか?とワクワクしながら訪れてみたところ……何と!3000系鋼製車が2編成とは嬉しいではないですか! (^O^) このうち第1編成は洗車体験用として狭い範囲をしきりに横断しており、異なるアングルで撮影可能であっただけでなく (踏切通過時にはロープが張られていました)、第4編成は検査上がりホヤホヤの状態で登場当時の記念HMを装着しているとは……!!

駿豆線の車両は一見すると西武的な下回りの3扉車(7000系中間車は2扉)で統一され、傍目には大差ないようにも思われがちです (そんなことない? ^^;)。しかし、ロングかセミクロスか転クロか、鋼製かステンレスかという違いがあり、中でも3000系鋼製車は113系の私鉄版と言わんばかりのセミクロス+塗装バージョンですので、個人的には1000系なき今やこの車両こそ「The駿豆」という印象です。
というわけで、そんな車両が2編成もフィーチャーされているというのは誠に喜ばしく……。近年JRE・JRCから一気に113系が消えてしまい、今や211系ボックスシート車すら東海道線東京口から消えようとしているだけに、なおさらそう思います。勿論、空気バネ台車を装備しMT54モーターではないという差違はありますが(西武101系のセミクロス版というべきでしょうか ^^;)、三島に行きさえすれば何時でも気軽に昭和50年代気質な3扉セミクロス車に乗れるという事実はかけがえのないものであるように思えてなりません。