先月は模型をいじるヒマがなかなか取れず、ドカッと発売された鉄コレ国鉄1M電車も未だにN化されず放置したままという体たらく。御殿場線73系や社会主義エレクトリーチカに至っては、その後全く作業が進んでいないという惨状であります。しかし、いよいよこの週末は秋の関西私鉄鉄コレ攻勢が始まる頃合いでもあり (何と箱根登山も鉄コレに参入するとのことですが、モデモから出てるからなぁ~。個人的にはどうするか未定 ^^;)、「日本の秋、模型いじりの秋」を満喫するためにも、多忙を縫って少しずつ前へ進めて行かなければなりません。まぁ最近は車体をいじるだけで満足してしまい、折角手を入れた車両を運転するのは小4の甥っ子(ヲタへの道まっしぐら……滝汗)が自宅に遊びに来るとき程度です(^^;;;)。
とか何とか言いながら、既に購入した他の車両の加工をわざと遅らせる自縄自縛にでも陥ったかのように、先日↑こんな車両をゲットしてしまいました……。GMクロスポイントから発売された東急8634・8637F! この2編成はかねてから、それぞれ音符装飾・シャボン玉装飾姿が発売されていましたが、個人的にはいくら東急8500系ファンであるとはいえ、そういう装飾編成の模型には触手が動かなかったのでした。しかし実車がいずれも帯のみとなり、「いずれGMは帯のみ姿も出してくれるに違いない」と期待していたところ……ついにやってくれました! (*^^*)
それにしても、巷ではこの2編成の発売は全く話題になりませんねぇ~(汗)。何せモーターがアレなGMですし、クロスポイント限定販売で値が張りますので(ポイント分を差し引いて、6両基本編成が実質2万円……)、触手が動かないという向きがやはり多いのでしょうか。もっとも、所詮GM動力と分かっていても、最近の製品の動力は悪名高き弁当箱動力に比べればはるかにマシですし、他の車種に装備すればやかましい音であっても8500系であれば実車の雰囲気にかなり近づくというものです (^^;;)。そこで、沿線でカメラを構えていてこの2編成がやって来れば常にガッツポーズな私としては、あくまでも愛の証としてゲットした次第であります(爆)。
しかし、購入時の高揚感は、早くもレジでモーター&ライトチェックを行う際にガタガタに……(@_@;;)。何故なら、車番が全く車体に入っておらず、他の東急8500系キットと同じく自分でステッカーを貼ることになっているのみならず、正面の表示窓は単に四隅が黒Hゴムとして縁取られているのみで、表示面は銀色の地肌そのままとなっているためです……(-_-;;;)。とりわけ正面表示窓ギンギラギン問題は、この上から各種ステッカーを貼った際、黒Hゴムモールドとの隙間から銀色がのぞいてしまい全く見映えがしないという事態に直結します (鬱)。
そこで、購入後しばらく多忙ゆえ寝かせたのち、先日ようやく気分転換を兼ねて先頭車に手を入れてみました。まずマッキー極細で正面表示窓を黒く塗りつぶし、それでもマジックの筆先が太いためにHゴムモールドとの境界線に残る隙間には、黒エナメル塗料+面相筆でそぉぉぉ~っと色差し……。何せ模型いじり自体、8月下旬以来大幅な (?) ブランクがありましたので、指先が微細な作業を思い出しきれず、いやはやとにかく緊張しました (>_<)。その後のステッカー貼り作業もやはり緊張してしまい、1両貼るためにかなりの時間を食ってしまいましたとさ……。
こんな感じで最低限貼るものを貼り、改めてレールの上に置いたところ、むふ~ん♪俄然表情が引き締まって見えますなぁ……(*^^*)。あ、そういえば、買ったのは基本6連セットのみです。狭い拙宅では10連なんて場違いですので (^^;;)。
ところで、クロスポイントの横浜店が今度の週末を以て短い歴史に終止符を打とうとしていますが、個人的には横浜での乗り換えついでにバルクパーツの補充などで寄る機会が多かっただけに残念ですね……。駅から少々歩く上に、いつでも1~5階のあいだは横幅が広い○モヲ○で詰まっているエレベータに乗らなければならないという不便さが命取りだったのかも知れません。また、広めな店内を活かして有料作業スペースを売りにしたとはいっても、常に後ろから他のヲタにジロジロ見られるというのでは集中できないと思う人も多かったはずで、いつ見ても無人……。目の前で作っている人を丸見えにすることで、他の客の「創る楽しみいっぱい」精神を喚起しようとしたのかも知れませんが、客をそのまま客寄せパンダにするという計算が当たるとは到底思えない……。孤独な模型いじりという行為は、他人に見せつけることが第一義のファッション、あるいは完成品を並べたり走らせたりして喜びを表現する行為とは根本的に違うのですから (ヘボ初心者がエラソーなことを言える義理はないのかも知れませんが、取り敢えず個人的にはそう思います ^^;)。