毎年恒例・鉄道フェスティバルという名の鉄ヲタグッズ祭りに照準を合わせた、民鉄界の鉄コレ大攻勢……私も鉄コレの魅力に染まって以来、この時期は財布をすっからかんにする覚悟で臨むという、何ともカモにも程がある心理状態にさせられておりますが、今年は特に物欲を刺激させられましたね~(爆汗)。常連の関西勢に加え、今年は箱根登山が乱入、そして他の複数地方民鉄も鉄コレ通常版の自社ストックを明治公園にしこたま持ち込んで定価売りしたものですから、日頃のストレスを発散せんとする物欲行動が指数関数的に加速してしまったという……。
というわけで、これまでの「鉄コレの秋」における個人的な購入分は、いつもお世話になっております「ぱれっと」様に依頼した南海も含めますと (南海も結局明治公園で余裕で買えたのですが、まぁそれはさておき)……阪神6両・阪急8両・南海8両・箱根登山10両 (そんなに買ってどうする……→夢のモハ1形堂々6連[爆]ほかフリーランス改造用 ^^;)・叡電2両 (既に手持ちの2両と合わせ夢の4連もしくは交換シーン♪)・富山地鉄釣掛4両 (シクレ14750も含むセットに眼がくらみ……^^;)・長電1500の4両 (フリーランス塗装変更用)……という凄まじい量となってしまいました。これで当分、フリー化種車も含めて楽しく鉄コレいじりライフを謳歌できそうですが、ふと我に返って手許の未N化・未改造ストックに眼をやりますと、昨年発売の南海1000系・東武6050系などなど、絶対これを楽しむぞ!と気合い充分で購入したものも含めて結構あるではないですか……(滝汗)。これはまずい……。
そうなるのもひとえに多忙、そして様々な模型への浮気が招いた災いというべきであり、ここらで腰を据えてN化作業を積極的に推進して行かなければなりません。まぁ、N化する際の最大の問題は、一旦バラしてインレタを貼り、クリヤを吹いたのち改めて組み直すのに時間を要するということであり、それを省いてさっさと同梱ステッカーを貼るのみにすれば良いのかも知れませんが……ステッカーの境界線がどうしてもショボく見えてしまうことを考えますと、面倒でも必死にインレタを貼る方が後々の見映えが異なります。そして、半光沢を吹くことで、鉄コレ本体の見映えもグッと向上し、満足度が赤丸急上昇するという美味しさもあります。
そこで、空気が程良く乾いた秋にふさわしく、鉄コレインレタ貼り&N化推進キャンペーンを進めて行くにあたり (果たして仕事と折り合いを付けながらどれだけ出来るのやら……)、第一弾として小田急グッズショップ企画・デニ1300に手を付けてみました♪ (前置き長っ! ^^;)
このデニ1300、小田急沿線民でなければ全く馴染みがないかも知れませんが、1980年代前半までに小田急沿線で過ごした鉄道少年にとっては非常に親しみを覚える存在です。もともと小田急開業間もない頃に新宿~小田原・江ノ島直通用として製造された1300形は、他の同世代の車両が大型車4000形に機器流用改造される中、たまたま昭和30年代に大型両開き扉装備ボディに載せ替えていたために消滅を免れ、むしろそのデカい扉を活かして荷物電車、そして1980年代半ばに引退する末期には夕刊紙を各駅売店に輸送して回る「配送電車」として活躍していました。私が住んでいたところでは午後3時前後だったでしょうか、相模大野方から釣掛サウンドも高らかに、ラズベリー色の小さな電車がやって来るということで、一体何度線路脇にチャリを飛ばして、チョコマカと走る姿に見とれたことか……(遠い目)。
そんなデニ1300が鉄コレになったこの夏、小田急グッズショップのニッチ過ぎる戦略に心から喝采し、狂喜のうちに予約開始日即予約を済ませたことは言うまでもありません (笑)。そして実物……余りにもリアルすぎて惚れ惚れです♪
とはいえ、8月以後はインドネシア遠征をはさんでずっと忙しく……先日ようやく2両をN化した次第です。そして、1980年前後の江ノ島線常連 (要するに引退を控えた非冷房車の隠居所 ^^;) と並べてみてうっとり♪ あと2両をN化して、夢と妄想のデニ4連を実現したいのですが、道は遠い……です (^^;