地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西大雨鉄2015夏 (2) 南海6200系

2015-07-22 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 天気が悪すぎて余り人が乗っていない大和路快速を新今宮で見送ったあとは、階段を上って南海のホームへ。こんな天気でもデカいザックを担いだ白人バックパッカーの姿が散見されるあたり、南海も新今宮も本当に変わった……と思いつつ、とりあえずは南海7000系旧塗装鉄コレをゲットするべく難波に向かうわけですが、そのついでにこんな土砂降りの中でも力走する高野線のステンレスカーを撮ろうと思いまして、まずは改札を入った目の前の高野線下りホーム先端に陣取ってみました。しかし……高野線は雨のためかダイヤが乱れ始めており、なんば行が全然来ない一方で、下りはどんどん来るという……。しかもこういう時に限って6000系が……。「しまった、上りホームなんば方で待ち構えていれば良かった」と激しく後悔しつつ、とりあえずやって来た6200系を激写したのでした。



 う~む……この雨といい、なんば発の6000系を立て続けに逃してしまったことといい、今日の高野線撮影運は全然ツイていない……。というわけで、なんばから来た列車をもう1~2本撮ってから、さっさとなんば行に乗ってしまおうと思いまして、さらなる強雨のもと、ホーム屋根の下で辛うじて雨宿りしつつ構えていたところ、ちょうど絶妙な位置で6200系どうしの離合となりました。とにかく雨が降りしきり、光量も少ない極悪な天候ですが……まぁこれも記録というものでしょう。ジャカルタでついに新8039Fが離脱し、デポックの廃車候補コーナーで放置となったという今日この頃だけに、東急8000系近似顔の南海6200系がこうして大都会のど真ん中を頻繁に行き交い離合するということ自体、いかなる天候であれ激写しなければなりません……。
 とまぁこんな感じで撮影した後は、人が反対ホームで構えていないときに限ってやって来る6000系に乗りまして、ついに南海本線では絶滅寸前となった片開き21m車の堂々たる車内を楽しみつつなんばへ。そのまま、2階コンコースのサービスセンターに向かい、目出度く鉄コレ緑ツートン2連をゲットしたのですが、そのとき周囲にいた人々はほとんど中国語圏からの客ばかりで、日本語が全く聞こえて来なかったことに、これまた時代は変わった……と思いました。何でも、関空から新疆ウルムチ行き (山東航空・毎日・青島経由) や対北朝鮮国境の延吉行き (中国東方航空・週2便・直行) というフライトも出来たそうな……(@o@)。