地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ秩父7000系を妄想リバイバル化する (続)

2011-10-19 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作

 
 先日は鉄コレ東急8500系を8614F「伊豆のなつ」としたものをアップしましたが、東急8500系及びその譲渡車といえば……昨年の12月初旬、鉄コレ秩父デハ7001に、サハ352風のマルーン帯をヒントにした「旧塗装風妄想バージョン」を塗ってしまったものです。しかし東急8614Fと同じく、こちらもその後の塗装作業が放ったらかしになってしまっておりました (^^;)。これではいかん……と思っていた折も折、この夏は足を怪我して撮り鉄活動に興じることが出来なくなりましたので、「悲しんでばかりもいられない。浮いた時間をMy妄想秩父ワールドのために使おう」ということで、マスキング仕事を必死にシコシコ……。何ともシブい編成がめでたく落成と相成りました (*^^*)。秩父サハ352ヲタでおられる「きえふにいさん」様の御体調の回復をお祈りしつつ、ここにアップする次第です (足の回復具合が依然ダメダメな私が祈ったところで、大した神通力はないでしょうが……t_t;)。



 それにしても我ながら……う~ん、実にサマになりますなぁ! ちなみに、実車とは異なり4連となっておりますが、これはあくまで「秩父鉄道の列車はかつての良き時代と同じく4連であって欲しい」という個人的願望のあらわれでしかありません (笑)。中間サハのうち1両は7101ですが、もう1両は妄想設定で7151という車番を振っております (^^;)。秩父7000・7500系は、2M1Tで22‰前後の勾配をスタコラ飛ばしていますが、果たして東急時代もやっていない2M2Tでは十分な登坂力は得られるのだろうか……と (^_^;;)。
 下の画像は、秩父に複線区間が存在しないことからして「東武伊勢崎線・羽生~久喜間に乗り入れてみました」の図 (爆)。あ……もちろん正式カラーリングの7000・7500系でも良いのですが、東急で8500系がまだまだ大量に活躍しているうちに、中央林間から三峰口まで東急8000系列のみで通し乗ることが出来ないものか……と。妄想も甚だしいかも知れませんが、東急5050系が来年以降、かりに「みなとみらい秩父号 (あくまでここだけの仮称)」などと称して西武秩父まで直通するとしたら (副都心線を走る性能があれば、西武秩父線の急勾配なんてちょろい……ですよね? ^^;)、東急8000系列ファンとしては思わず「クヤシィィ~!!」と叫んでしまいそうです (^_^;;;)。

国鉄急行型電車を伊豆急塗装にする (中)

2011-10-18 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 しな鉄169系及び「伊豆のなつ」化した鉄コレ東急8500系とのつながりで、国鉄急行型に伊豆急旧塗装を施すという妄想フリーランス製作記のつづきです (汗)。
 伊豆急は2100系従来塗装のさよなら運転と相前後して、来月御披露目される50周年の旧塗装バージョン完成予想図を公式HPにて発表していますが、う~ん、実にしっくりと似合い過ぎですね……(*^^*)。実車の運行開始、そしていずれKATOかマイクロから当然ありうる (?) 模型化が最高に楽しみな今日この頃です。というわけで、旧塗装復活の前に妄想フリーランスを編成化させなければ、2100系実車の神々しさに完全に負けてしまって塗装作業の意欲が失われるなぁ……と思いまして (笑)、8614Fをシコシコと塗る作業と並行し、さらに455系 (^^;) 2両とサロ153 (^^;;) に伊豆急旧塗装を塗ってみました♪



 種車は最初の1両と同じく、近所の模型屋でゲットしたKATO製格安ジャンク品 (1両300円) でありまして、「どうしてこんなに汚いの? どうしてこんなに色差しがヘタクソなの……? どうしてこんな外から見えないところに怪しすぎる魔改造 (例えば、M無し中間車にASSYのモーターが突っ込まれてM化されていたり、先頭車がボディマウント式TNカプラー化されていたり、カプラーポケットが破損していてゴム系接着剤で誤魔化してあったり……-_-メ) が施してあるの……??」と絶句しまくりな車体を重曹入りクリーナーで清め、屋根も含めて再塗装を施し、カプラーをKATOカプラーに交換するというのが主な作業内容ですが、苦労の甲斐あってイケてる見映えに仕上がりますと思わずニンマリですね♪ とくに、サロ153に伊豆急塗装が余りにも似合いすぎ……(*^o^*)。TOMIXのグリーン車マークインレタもひときわ燦然と輝いています♪
 嗚呼……こんな車両を実車で見てみたかったですね~。
 今後は、あと2~3両塗って、東海道東京口~伊豆急筋を駆け抜けた古今の名車との一大妄想競演会を自室で開催するのが猛烈に楽しみです (笑)。

しなの鉄道169系・屋代に眠る運用離脱車

2011-10-17 00:00:00 | 地方民鉄 (甲信)


 今や貴重な国鉄急行型電車の生き残りのひとつであるしなの鉄道169系は、朝夕の有料ライナー列車を中心として3連4本が細々と活躍してきたのは周知の通りです。しかし最近は、確かATS-Pを装備しない車両のJR区間への乗り入れが出来なくなったため一旦全車が運用を離脱、その後S51・S52編成のみ復活し、小諸~軽井沢間の折返し運用に細々と使われているようです。
 こんな具合で169系の立場が大きく揺らいでいるしなの鉄道、個人的には長野周辺を訪れるたびに撮り貯めたいと思いつつも、ついつい8500系の入線や2000系の廃車が相次いだ長電、あるいは7200系の丸窓ラッピング化や1000系との交代劇がみられた上田電鉄を優先してしまい、しな鉄はごくたまに上田~屋代~長野間の移動のために乗るばかりで、気がついたらこのようなことに……(超滝汗)。しかし最近は長電も上田電鉄もほぼ落ち着いてきた (?) ことから、先週金曜日に長野に出張した際には、ついでにしなの鉄道を少々撮りたいと思いまして (長い時間粘ることが出来ないのは足の怪我ゆえの悲しさ T_T)、新幹線で午後1時過ぎに上田に到着。夜のお仕事 (爆) に備えて夕方4時過ぎに長野に着けば良い……ということで、とりあえず目ぼしい駅で途中下車し駅撮りに興じたのでした。



 しなの鉄道の車両基地があり、したがって169系も寝ていそうな駅……としてパッと思いつくのは戸倉ですが、生憎戸倉駅すぐ脇の留置線にいたのは115系のみで、湘南色のS52編成はかつての採石場への引込線跡を活用したといわれる新設の留置線に……。留置線の手前には踏切があり、そこまで歩いて行こうと思えば出来なくもないものの、足取りが怪しいうえに山側に停車しているS52編成をうまく編成として撮影出来るわけではない雰囲気につきパス……。回復を期してまた改めて、としか言い様がありません (苦笑)。
 いっぽう、115系の長野行きに乗車中、小諸方面へ走り去る169系が! というわけで、どうやらこの1本と湘南色S52編成は輪番で運用に入っていることが類推されます。では、残る2本は何処に……? その答えは、屋代に到着して即座に解決。S53・54編成が運用離脱車として側線に留置されていました……。
 このうち、S53編成 (1枚目) は塗装がまだまだ美しく、ブラインドも下ろされておらず、必要に応じて何時でも動きそうな雰囲気。しかしS54編成 (2枚目) は、前回検査が平成20年8月と表記され、色も褪せ褪せで検査期限切れのような……。ブラインドも完全に下ろされ、如何にも廃車前提の休車という雰囲気……。
 しなの鉄道は当分のあいだ、朝夕のライナーを115系で代替させるとのことですが、その「当分のあいだ」が過ぎた後、果たして169系に新たな保安機器が搭載されて完全復活するのでしょうか? それとも北陸新幹線の開通やJRE115系の廃車に合わせたしな鉄自身の新たな変化の可能性の中で、169系はこのまま細々とした晩年を過ごして廃車となって行くのでしょうか……? 中期経営計画でも平成25年には169系の置き換えを完了したい旨の意思表示がなされていますし、高価な保安機器を今さら169系に取り付けることはしない、という判断がなされるとしても不思議ではありません。うーむ、有限な趣味の時間をこれまでしな鉄には注ぐことが出来ず、後悔することしきりです。空いていてガンガン飛ばしてくれる169系「サンセット号」、もう一度乗りたいなぁ……(^^;

小田急海老名検車区公開・5000形万歳!

2011-10-15 18:00:00 | 大手民鉄 (小田急)


 最近は鉄道の日の前後に各鉄道事業者が車庫を公開することが増えていますが、小田急が毎年秋に海老名検車区を会場として開催している「ファミリー鉄道展」は既にすっかり沿線の年中行事として定着している (?) だけでなく、何せロマンスカーを擁するだけに来客数も多いことから、今や土日連続で開催されているという大御所ぶりです。しかし、撮影会的要素を強調すると「大きなお友達」が殺到し過ぎ、撮影会場では延々と並んで2~3分オンリーという制限がかかるだけでなく、いろいろと問題が起こりがちであるのも事実 (苦笑)。そこで最近の小田急の海老名イベントは「ファミリー」に重点が置かれ、ロマンスカーや最新鋭通勤車が並ぶばかりでしたので (確か)、小田急顔の車両や保存車両をじっくり撮りたい私としては5年前に行ったきりとなってしまいました (その後、歴代ロマンスカーがズラリと並んだ年があり、訪れたかったのはやまやまでしたが、確か出張とかぶった……。その年は大パニックだったと伝聞しておりますので、まぁいいか、と ^^;)。
 しかし今年は、ついに消滅が目前に迫った5000形が展示!……というわけで、たとえファミリー向けの展示方法になる可能性が大きいとしても (実際その通りに……-_-;)、そしてたとえ足の怪我からのリハビリ中で検車区構内の足下の悪さが懸念されるとしても、小田急顔への内心の愛を再確認するためには訪れないわけには行きません (爆)。そこで今日は、出張先の長野から最速のあさま518号~埼京線快速~小田急快速急行&急行をトントン拍子で乗り継ぎ、長野から僅か約2時間半で海老名に到着したのでした (速っ!)。ちなみに今日は、JR長野総合車両センターの公開も行われていましたが、キハE200や485系「フリーザいろどり」など小田急顔と比べればハッキリ言ってどうでも宜しい……(爆)。



 とはいえ、長野の公開は1日限り。小田急は2日連続につき、明日訪れれば良いのでは?と思われる向きも多いことでしょう。しかし、今日は一大競合イベントとして大宮の公開が実施されており、さらにはJRであんな列車やこんな列車も走る……ということで、恐らく濃厚なJR中心ヲタが海老名に流れ込む可能性は低いことが予想されました。しかも天候は今日が曇りのベストコンディション。したがって、家族連れはさておき割と静かな (?) 環境で事実上の5000形さよならイベントを記録するのであれば、今日こそがベストタイミングなのではなかろうか……と計算した次第です (途中の乗換で利用した大宮駅の目の前でやっているイベントも無視したという……^^;←来年以降も残るJRの保存車両よりも間もなく消える現役小田急顔の方が私にとってはるかに重要!)。
 そんなこんなで海老名で下車後、さっそく脇目もふらず会場へ……。海老名到着直前の車内からは、5000形や10000形の前で三々五々撮影中の人が見られ、全く混雑した雰囲気がなかったことから、「よっしゃ!物販やお子様向け展示の類は一切無視して、何とか足を引きずって車両の前に一気に行くぞ!」とヤル気満々だったのですが、そんな期待はすぐに崩壊……。本線からは見えない、10000形を挟んだ反対側に、車両展示コーナーへの入場待ちの大行列が……。しかも、全ての入場者は必ず10000形の車内を経由しなければならず、さらにそのほぼ全員が展望室に入ることを欲しているため、展望室入場の交通整理のスピードに制約されて全然前へ進めない……。はっきり申しまして、5000形は間もなく消えてしまいますが、ゆけむり10000形の展望室は長電に行けばいくらでも乗車可能であり、小田急に残存している車両でも券売機で展望席指定が簡単に出来てしまうのですから、何故こんな誰もが展望室を通らなければならない順路設定をするのかと……(-_-メ)。しかも現在足が不自由な者にとって、わざわざ華奢で急なステップの上り下りを強いられるのはまさに災難。何故10000形の車内を省略してさっさと5000形の前に行けるルートも用意してくれなかったのか疑問です (→要するに、展望室の人数制限は人の流れの蛇口を絞り、参観者の総量規制をして混乱を回避するためなのでしょうが)。海老名駅で下車してから10000形の車内を脱出し5000形の前に出るまでの所要時間が1時間20分……足への負担は地獄でした (T_T)。
 苦労の果てにやっとたどりついた5000形は……ううう……やはり車内見学用ステップがかけられ、人の流れもなかなか途切れず、全然撮影会的雰囲気ではない……(-_-メメ)。本線側の隣の線路にも撮影位置を張り出して頂ければ、問題なく編成写真を撮ることも出来たはずですが……。というわけで、正面がちなアングルで、一般来客の切れ目をひたすら待ってやっとこさ撮影したのがこの2枚。とにもかくにも、小田急顔への愛を確認するために払った苦労は、全然進まない行列+凄まじい蒸し暑さでスーツまで汗グッチョリ+ロープとステップだらけ+足の疲労と痛さの四重苦となってしまい、帰宅してからも依然として全身激しい疲労が抜けませんが、いやいや、愛は苦労してこそなのかも知れません。クハ5065・5555ともども、最後の記念として思い出深いひとこまにはなったかな……と思います。

鉄コレ東急8500系を伊豆のなつ化する (下)

2011-10-14 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 本日は鉄道の日ですが、大した記念画像などございませんので、鉄コレの秋ということで……個人で勝手に塗り替えた8614F「伊豆のなつ」落成記念画像です♪
 早いもので約1年前、東急ファンにとって垂涎の8500系鉄コレが発売されましたが、1個購入すると中味はデハ8606・デハ8706・サハ8923の3両が入っているのみで、決して編成として完結しないことから、本来誰もが超欲しい!と叫びそうなアイテムでありながら売れ残りが大量に発生し、発売日の「電車とバスの博物館」特設販売会場が閑古鳥気味であったのは懐かしい思い出です (汗)。確か、今でも渋谷の東急百貨店にて細々と売っているはず……(既に売り切れているとしたらすみません ^^;)。しかし、細かい配管や妻面などを気にしなければ、塗装を塗り直してGMのインレタ等を貼り、屋根板をあれこれと交換することによって、あくまで「タイプ」ではあるものの、前後を先頭車としたフツーの編成を得ることが出来ます。そこで、技術的にはへっぽこながらも取り敢えず自分で塗装してみたい!と思っている私にとりましては、このような売れ残り出まくりな状況はまさに渡りに船! いずれはあんな編成やこんな編成も……というわけで、思わず多数を確保してしまったのでした (笑)。
 そこで、変わり種帯第一弾としまして、東急ファンの誰をも虜にする (?) 8614F「伊豆のなつ」塗装を施そうとしたものの、昨年11月に試しに中間車2両を塗ったのみで、その後は見事に放置しまくり……(滝汗)。個人的に最近、田園都市線に何度乗り、田園都市線を何度撮っても、8614Fには全然遭遇できないという悲運を味わっており、そんなことも作業進行を遅らせてしまったのかも知れません。



 いやいや、ホントの先延ばしの理由は……単純にズボラなだけ、ということではなく、帯が斜めに入った乗務員扉部分の塗装を上手くやる勇気が湧かず、さてどうしたものか……と頭を抱えているうちに徒に時間が過ぎてしまったという次第です (笑)。しかしその後、例えばスカ色の旧型国電やら、相鉄新CIカラー風フリーランス塗装の旧6000系といった車両の塗装をシコシコと施しているうちに (スカ色旧国の塗装は、細かい凹凸にも塗装をピシッと回す必要があり、簡単そうで難しく……タッチアップ地獄です)、超絶に微細で面倒臭いマスキング作業に対する心理的な耐性がついてしまった私……(酔狂だなぁ ^^;)。加えて、去る8月に足を思い切り怪我してしまって以来、休みの日に撮り鉄に耽ることが出来ない代わりに模型を気長にいじるヒマは結構あったことから (と申しますか、非常に細かい指先作業に集中している間こそ、足の痛みをいつの間にか忘れることが出来るひととき……^_^;;)、撮れないからこそなおさらほとばしる東急8500系への愛を小さな鉄コレに注入しまくったのでした……(爆)。なお、伊豆急帯を施すためのアイテムとしてあまぎからデカールが発売されていますが、これはGM板キットではなく鉄コレということで使わず (だいぶ前に買ったきり……何時使うのやら ^^;)、全て缶スプレーとエナメル塗料で仕上げております。あとスカートは、部品取り用で購入した秩父7000系のものを流用しています。
 というわけで、当初の計画通りに6両分の伊豆急帯化が完了!!v(*^O^*)v 一応写っているのは4両だけですが……(^^;)。10両分の塗装変更としないのは、拙宅の即席レイアウトでは到底10連に対応できないからであります (汗)。それに、パッケージ2個分で6両1編成 (一応「タイプ」) ができるということもありますし……。
 そして、この塗装変更作業が終わり快哉を叫んだ興奮も冷めやらない一昨日、実に久しぶりに8614Fに乗ってしまいました……♪ 大手町から中央林間まで、まさに至福のひととき……。
 しかしまぁ、こうして苦労して塗り替えたのも束の間、いずれ8614F「伊豆のなつ」につきましては鉄コレでリリースされ、この塗装変更がムダになりそうでコワい……(^^;;;;)。今後は続編として、ジャカルタで活躍する編成のうち塗りやすそうな8604F及び8613F (JALITA初代塗装) を塗ってみたいですね♪ 一体何時出来上がるかは見当もつきませんが。
 こんな感じでたわごとを並べていたところ、何と!鉄コレ東急初代6000系と弘南6000系が発売されるというブッ飛びの情報が! バンザーイ!\(*^O^*)/