小金沢ライブラリー

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SCP-1261~1270

2018年01月07日 | SCP紹介
SCP-1261 - Memetic Emu (ミーム的エミュー)
ダチョウ目の鳥(主にエミュー)に付きまとわれる幻覚。感染者の話を聞いたり、その性質を理解すると伝染する。ダチョウの幻覚は知性があり、人間に好意的で約78%の感染者は13歳の時から付きまとっていると主張する。記憶処理によりこのミームは除去出来るが、鳥類への愛着は残る。ペルーのある村落では村民の全員がこのミームに感染しており、一切のエミューの生物学的サンプルが検出されなかったにも関わらず、明らかにエミューを世話していた痕跡があった

SCP-1262 - Hostile Overgrowth (敵対的な茂み)
直径約30cmの植物の塊。光、湿気、有機組織にさらされると爆発的に成長する。熱や圧力に異常な耐性を持ち、根絶は現在のところ不可能。アイスランドで発見された際には20,000平方mにまで拡大しており、財団は爆撃により休火山を噴火させ、目撃者もろとも焼却し現在のサイズにまで縮小させ収容した

SCP-1263 - Talking Heads (お喋り頭)
5人の白人姉妹。全員が昏睡状態で、8ヶ月ごとに人間の頭部に見える物体を出産する。頭部は絶えず不明瞭な言葉を発声しており、同じ母体から産まれた5つの頭部を1.4m以内に近づけると明瞭に聞こえる。様々な言語でそれぞれラジオの内容、オペラ、何者かの思考、ある惑星の天気予報を喋っており、5体目はジミーと名乗る男と繋がったが、自作の詩を朗読し始めたため研究者は通信を打ち切った

SCP-1264 Resurrected Wreckage (よみがえった残骸)
ビキニ環礁実験で沈められた軍艦の残骸の集合体。謎の生命体によって武装潜水艦として機能。現在は財団の監視下にある

SCP-1265 - The Mesozoic Preserve (中生代地帯)
コンゴ盆地のある地域。約30日に1回、中生代の生物(主に恐竜)の群れが5つ現れる。人間には敵対的ではなく、境界外に出ると消失し境界内に再出現する。付近の民族によると著名なUMAであるモケーレ・ムベンベやングマ・モネネ、ムビエル・ムビエル・ムビエルらは皆このSCPだという

SCP-1266 - Permian Ark (ペルムの方舟)
中国で発掘された長さ約12m・幅7mの、金属製の卵型オブジェクト。空中に浮遊しており、周囲の気候をペルム紀末(約2億5千年前)の状態に変え、当時の動植物を排出する。科学的価値により破壊は延期されている

SCP-1267 - Metamorphic Mammal
未翻訳

SCP-1268 - Mass Hysteria (集団ヒステリー)
外見は人間の男性に見えるが、高度な知性は無いと思われる人型生物。放置すると漫然と歩き回り、集団(最低でも35人以上)を見つけるとその中に加わる。すると集団は次第にパニックを起こし、14分後には安全を一切考慮せずに逃げ惑う。人数や出口までの距離や進路に応じて被害は変わるが、およそ30%が逃げ道を争っての暴行や転倒等によって死亡し、さらに35%は重傷を負う。このSCPは必ず無傷のままである

SCP-1269 - Stalker Mailbox (ストーカーポスト)
マサチューセッツ州の某所に立つポスト。23歳以上の独身女性が同じ土地に建つ家に居住し、2週間が経つと彼女へのラブレターを生成する。最初の生成から3週間後には毎日ラブレターが現れるようになり、内容も偏執的な物に変わって行き、さらに見られていない時に女性を監視するように窓の外や扉の外に移動する。引っ越しすれば追ってこない

SCP-1270 - Man with a Gun (銃を持った男)
あるオフィスビルの最上階。人が立ち入ると散弾銃を持った男が現れ、侵入者を撃退する。男は殺害したりフロアーから出すと消失し再出現する。調査の結果、顔や指紋やDNAはそれぞれ別の犯罪者の物と一致した
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