小金沢ライブラリー

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SCP-1271~1280

2018年01月14日 | SCP紹介
SCP-1271 - Kickball Field, Sheckler Elementary (シェクラー小学校のキックボール場)
1967年に閉校となったペンシルバニア州の小学校跡。1年に1度、夏至の時期に世界中から子供が集められキックボール(キックベース)に興じる。25m以内に立ち入った者も試合に参加させられ、子供達は外部からの呼びかけに反応しない。3試合を終えると全員が消失する。追跡調査の結果、子供達の実在が確かめられ、チームやポジションに応じて似た職種に就いたり、同年齢で死亡していることがわかった

SCP-1272 - Slow-Motion Catastrophe (スローモーションする破滅)
4体の彫像。1973年、周辺に位相幾何学的異常による非重力特異点を発生させ、外部で1時間経過する間に184ナノ秒しか経過しない。1983年に出発した収容チームが任務を達成するのは2394年と推定される。一方で謎の男が収容室から出ようとしており、速度は光速の41%と推測され、放置してもチームが収容に成功してもどのみち甚大な被害をもたらすと思われる

SCP-1273 - Stuck
未翻訳

SCP-1274 - Dance Craze (流行のダンス)
ダンス型のミーム災害。一緒に踊ると感染し、幸福感や共感の高まりから始まり、慢性不眠症、舞踏病や失語症に似た症状へ進行する

SCP-1275 - Silent Bandit (静寂の盗賊)
不定形の物体。重力に従い固体を通り抜けられないが、なぜか重量は計測されず触れることも出来ない。形状を自在に変化させ、財団職員や他のSCP、機密文書を取り込み消滅させたり、爆発物や武装兵を送り込んで来ることから、敵対勢力によって操られているか、それに自発的に協力していると思われる

SCP-1276 - Venusian Launch Pad (金星への発射台)
マヤ文明の階段ピラミッド。毎朝、金星が地平線上に現れた瞬間に、頂上の壇上にいる人間を金星へ射出する。地球と金星間の距離により3~24時間で金星の大気圏へ突入する

SCP-1277 - Thirsty Cactus (カラカラサボテン)
サグワロサボテンと人骨。人骨はサボテンからおよそ15m離れた位置に存在し、それ以上離すとサボテンの側に瞬間移動する。サボテンの15m圏内に近づくと英語で会話が可能で、サボテンは喉の渇きと保護を必死に訴える

SCP-1278 - A Picture Frame (額縁)
額縁。25×20cm以下の写真か絵を入れると、双方から出入り口として機能する。即座に繋がるため水中や宇宙空間の写真等を入れると危険。写真等を取り外すと効果は消える

SCP-1279 - People Dogs (犬民)
6つの犬用の首輪。取り付けられた犬を見た人間は、その犬には人間と同等の知性があると認識し、それを当然のことと感じる。人間と同様に接し、人間用の食事や衣服を与えたりするが、首輪を外すと即座に効果は消える

SCP-1280 - Mematodes (回視虫)
寄生虫。宿主の映像記憶力を直観像並に強化し、幼虫が血液から脳の化学伝達物質を得て記憶を保存する。成虫が定期的にそれを血流に排出することで、保存された記憶が鮮明に再生される。ある村では共有便所を通じてこの寄生虫の交換が行われ、村民全員が一つの名を名乗り、全体で1つの生物として活動していた
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