~あらすじ~
採掘場で死体遺棄をしたかつてのアイドル歌手。だが被害者とは何一つ接点がなく、捜査上には殺人犯として別の人物が浮かび上がるが、その容疑者とも彼女は全く関わりがなかった。
女は見ず知らずの全く関わりのない死体を遺棄したとでも言うのか? 「取調べの神さま」水木正一郎が謎に挑む。
~感想~
好評のシリーズ第二弾。前回の鉄壁のアリバイに続き、今回はミッシングリンクを描いてきた。
だが先に言ってしまうとほとんど禁じ手で、この真相がアリか、それともナシか評価は分かれることだろう。個人的にはナシかなあ…。
しかしミステリを読み慣れた読者なら早々に思い当たるだろうあるトリックを強烈に匂わせながら、それを煙幕として思わぬところから禁じ手を叩き込んでくれたので、アリナシは別として意表を突かれ面白かったのは確か。
水木自身の過去と犯人の過去が絡み合うドラマ的な部分も(ものすごく昭和だが)良好で、読んで損することは決してないだろう。
22.11.4
評価:★★★ 6
採掘場で死体遺棄をしたかつてのアイドル歌手。だが被害者とは何一つ接点がなく、捜査上には殺人犯として別の人物が浮かび上がるが、その容疑者とも彼女は全く関わりがなかった。
女は見ず知らずの全く関わりのない死体を遺棄したとでも言うのか? 「取調べの神さま」水木正一郎が謎に挑む。
~感想~
好評のシリーズ第二弾。前回の鉄壁のアリバイに続き、今回はミッシングリンクを描いてきた。
だが先に言ってしまうとほとんど禁じ手で、この真相がアリか、それともナシか評価は分かれることだろう。個人的にはナシかなあ…。
しかしミステリを読み慣れた読者なら早々に思い当たるだろうあるトリックを強烈に匂わせながら、それを煙幕として思わぬところから禁じ手を叩き込んでくれたので、アリナシは別として意表を突かれ面白かったのは確か。
水木自身の過去と犯人の過去が絡み合うドラマ的な部分も(ものすごく昭和だが)良好で、読んで損することは決してないだろう。
22.11.4
評価:★★★ 6