小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #399 猛威の戒律!!

2022年11月20日 | 今週のキン肉マン
・あの強力チームをと言われても
・ロビンにマントを託すランペイジ
・ボロ切れというか目潰し布な
・調和の神の腹心だったランペイジ
・ロビンと意気投合するなら絶対やべえ奴だよ
・超神を倒し頂上へ進むたびに鳴り響く轟音
・必殺技を決めた音だという意見もあるが違うはず
・上手く誘導してスグルに先に行かせるバッファローマン
・残った相手が調和の神だと直感し戦おうとしている?
・スグルの相手はまたもラスボスではなくセミファイナル
・もっとも調和の神がラスボスとは思えないのだが
・決着後になぜこのタイトルを?と言われていたらゆで本人がこの週に猛威を振るっていた
・ネタバレに関してまた頭を抱えたくなる発言と
・ロビンとランペイジのどちらが勝つか最後まで迷ったという衝撃発言
・リップサービスと言い切れないのがゆでの恐ろしいところ
・喧々諤々の議論ではなくどう考えてもロビンが勝つだろと編集者に喧々囂々の非難を浴びたのでは?
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ミステリ感想-『さよならの値打ちもない』笹沢左保

2022年11月20日 | ミステリ感想
~あらすじ~
五味川大作は病気療養中のためマドリードへの社内旅行のガイドを社長令嬢である妻に頼むが、妻は何者かに毒殺される。
手掛かりを求めて飛んだ福島で、意外な事実と運命の女に出会い、大作の人生は大きく動き出す。


~感想~
ミステリでしか描けないラブ・ロマンスの傑作。
アリバイトリックは大胆ながら新味に乏しく、犯人は正直なところ丸わかり。だが段階を追って明かされる事実と物語の展開が巧みで、この話がどう転がりどう帰結するのか最後まで興味を引く。
そして終盤に怒涛の自問自答と、伏線をまるごと振り返る丁寧な手法で明かされる、事件の構図が最大の見所で、序盤も序盤から張り巡らされていたミスディレクションには驚かされるだろう。
その勢いのままなだれ込む結末が最高で、これ以上ない、これしかないタイトルへと繋がっていくラストシーンが最高の余韻を残す。これこそミステリの手法を駆使した、ミステリでしか描けないラブ・ロマンスである。
思いっきり昭和の男性観・女性観が繰り返し語られ、口やかましい現代では出しづらいかもしれないが、こういう隠れた名作こそ復刊すべきでしょう!


22.11.20
評価:★★★★☆ 9
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