9月20日に発表されたNHK新生プランは一言にして之を覆えば、陳腐、不誠実のきわみである。自分たちのおまんまのことが結論にある。その言辞行文は巧妙たらんと欲して拙劣である。
そこであなたの真意を知るために若干質問して見よう。(順不同御免蒙る)
あなたは経営の代表か、従業員の代表か
あなたの意見に「自主自律性」はあるのか。あなたは従業員の実力者、A、B、C-.- - X、Y、Zたちの影響下にあるといわれる。とくにE,F,Mの影響が著しいといわれるが、実力者の走狗ではないのか
あなたのいう公共放送の定義とは何か、具体的な番組名は
経営の見直しは従業員のみに留まるのか、費用についての分析は
放送法に違反する子会社運営はないのか
想定する経営の適正規模は現状維持でいいと考えているのか
番組別のコスト計算を提示せよ、番組別の自己評価を明らかにして視聴者の審判を仰げ
(視聴率は審判ではない。視聴率とは大衆の嗜好を示すものにすぎない)
NHKの適正規模を決めるのはなにか、従業員数か
1200名の削減を免罪符にしたいらしいが、社会的非難を浴びた会社はこのくらいのことはするもの。
常日頃から存在する余剰人員、定年退職、新卒の採用縮小などで、どの会社でも一時的に相当の人員を減らせる。まして三年という余裕があれば。あるいは子会社に人を押し込む。数年後、ほとぼりが冷めるとまた人員を増やすのが通例である。
三年という魔法の数字も、苦し紛れに経営改善をいう会社が持ち出す期間として不思議な一致がある。削減するなら一気にしなければならない。
ところで受信料の不払いに裁判所からの督促状送付などの法的措置も取ると正式に表明したが、これは従業員の削減が三年後に達成されたのを確認してから行う計画と考えてよいでしょうね。未契約者にもなんか法的手段を考えているようだが、これも三年後からはじめるつもりでしょうね。こちらのほうだけ、来年からなんてあせっちゃいけませんよ。首尾一貫しませんからね。
念のため。
総務大臣、経営委員ともよく相談して回答してください。