NHK改革案には他に自民党族議員によるものと、内閣府によるものがあるらしい。内閣府の提案はなかなか厳正で見るべきものがあるようだが、片山おたふくが率いる族議員の動きはひどい。政官業癒着丸出しだ。
今日の産経によると、片山参議院議員は竹中諮問案を批判している。『慎重に』という言葉で改革をつぶそうとしている。此れによって是を観るに(コレニヨッテコレヲミルニ)、NHK改革は国会内で決めてはならないということだ。
NHK改革案には他に自民党族議員によるものと、内閣府によるものがあるらしい。内閣府の提案はなかなか厳正で見るべきものがあるようだが、片山おたふくが率いる族議員の動きはひどい。政官業癒着丸出しだ。
今日の産経によると、片山参議院議員は竹中諮問案を批判している。『慎重に』という言葉で改革をつぶそうとしている。此れによって是を観るに(コレニヨッテコレヲミルニ)、NHK改革は国会内で決めてはならないということだ。
竹中総務大臣の私的諮問機関がNHK改革の提案をまとめた。ごく穏当なものである。下拙はかねてから政治家の私的にせよ、公的にせよ諮問機関の弊害を説いてきたが、この機関だけはなかなかいいことを言うと思っている。
もっと、抜本的な正論もあったようだが、結論はきわめて穏やかにまとめてある。柱の一つはNHKのチャネルを三つ減らせという微温的なものである。それにも読売新聞が反対している。よく説明が分からないそうだ。自明のことではないか。読売は日本テレビの免許問題に跳ね返ってくるのが怖いのだ。『社会の公器』(だそうだが)を私益に奉仕させる。許しがたい言動だ。
たまたま読んだのが読売だが朝日新聞もおなじ態度だろう。社会の木鐸を自認するなら免許事業に手を出すな。国に生殺与奪の権を握られる。総務省も次回の免許更新の際は新聞社系列のテレビ局には免許を与えるな。民間放送開始以来便々と無慮数十年反省もなく芸もなく免許を与え続けることは直ちに改めよ。