そういえば、先月31日に亀井静香「殿中でござる。さまあみろ」1の続編を書いていなかった。心待ちにしている読者に申し訳ない。その2だ。
これは自民党に顕著に言えることだと思うが世襲議員と言うのは若造のくせに大きな面をしている。これは親父から「松の廊下、国会」の有職故実を詳しく聴いているから「松の廊下の赤じゅうたん」を歩いても転ばない、というそれだけだろう。
ばかばかしい話だ。亀井村長も長いと言うだけで管直人よりも内閣のしきたり(正確にいえば自民党の)を知っているので、管直人をどやしつけているのだろう。
もっとも、管直人と亀井静香の喧嘩は八百長と言う説もある。管直人が消費税を上げないととアドバルーンをあげる。それはいかんよ、と亀井が言う。さはさりながら、金はない。そこで国民をだまして郵貯に国民の個人資産を誘導する。
このからくりが分かれば社民党が直ちに亀井案に同意した理由がわかる。
後は野となれ山となれだ。それで放漫垂れ流し予算をつくり国民の人気をつなぎとめる。アメリカが普天間でふてくされれば郵貯の金の相当部分をアメリカ国債の買い増しに回してだまらせる。
亀井静香はこれをやるくらいの詐欺師としての器量が大きいかな。