今週の週刊文春と週刊新潮は水準以上だ。ゴールデンウイーク合併特集号とか年末年始特別号というのはつまらなくて値段ばかりが高いのが多いが、今週は両誌の記事は粒ぞろいだ。
なかでも週刊文春の「小沢一郎とフジテレビ」はいい。6ページの記事だが普通は2,3ページに細切れにして次号で第二弾なんて姑息なことをするものだがまとめて出している。良心的だ。しかも「一挙公開」なんてヤシみたいなことをいわないのも感心だ。
ネタは古い。24年前にさかのぼる。しかし、現在検察審査会で問題になっている4億だかの資金の出所説明につながる。小沢の説明とまったく違う話になっている。これが当然今後の事件捜査の証拠につながる。
それに記事を見ると証言者の数が多い。強力な状況証拠になる可能性がある。国会証人喚問、再度の検察捜査でフォロー出来れば小沢一郎も一巻の終わりだろう。
電波利権というのは胡散臭いものだがやはり小沢一郎も活用していた。今の原口総務相も小沢自込みで勉強中らしい。こちらも要ウオッチだ。週刊文春くん。