女子プロ野球が誕生したらしい。昭和25年ごろ一度成立したことがあるらしいどね。
女子プロ野球といえば何と言ってもアメリカのプリティ・リーグだろう。そんな映画があった。もう一度見たいがね。DVDになっているらしいけど入手出来ない状況のようだ。
アメリカの場合、戦争で大リーグが中止した期間が何年かあった。何しろ野球選手と言えば兵隊向きの体だ。日本なら甲種合格、真っ先に戦場に送られる。アメリカでも事情は同じだ。野球選手が払底したわけだ。それに日本やドイツと血みどろな戦争をしているのに、母国で野球を楽しむのは不謹慎だという至極もっともな理屈だ。
昭和13年に成立した日本の職業野球もアメリカとほぼ同じ期間中止された。野球選手のほとんどは戦場に駆り出された。投手なんか肩が強いから手榴弾投げ専門だったらしい。だいぶ戦死した。沢村選手もフィリピンかどこかで戦死したんじゃなかったかな。
そんなわけで、ポップコーンと野球がないとおかしくなるというフリークのために女子野球が誕生した。ワールドシリースまで演出したらしい。短いスカートをして、大股広げてホームベースに滑り込むのが大好評だったらしい。
日本の女子リーグも趣向を凝らしてテレビ中継をしてもらいたいね。まずイケメン、イケボディをそろえたい。乱闘もしてもらいたいし。
それでプロ野球中毒のアメリカのじいさん、ばあさん、良い子の少年少女のために女子リーグが誕生した。わずか3,4年続いただけらしい。戦場から大リーガーが続々帰国したからね。代用品は要らなくなった。